テイク・ディス・ワルツ

2011年 カナダ 監督:サラ・ポーリー

とても幸せに満ち満ちた時間を過ごすことができました。

全編からあふれる美しい幸せを半端なく繊細に描ききったラブストーリーは

素晴らしく考えさせられる一遍なのでしょう。

日常の暮らしの中を流れる心情がとても細かい描写で

映し出されているところなどが他に類をみない感じです。

今回は、自然体における熱演?が気になる俳優セス・ローゲン(宇宙人ポールや50/50)が

出演しているということもあり期待しながらの観賞です。

当たり前ながら幸せを感じる気持には、人それぞれモノサシが違うことや

パートナーを想う自分の気持ちを伝えるのが下手だったりと

女優のミシェル・ウィリアムズも見事に表現していたのには驚くほどです。

「人生は物足りないくらいが丁度いい」

などと印象にもこるセリフもあったりといろんなことを考えさせられます。

家族や友人そしてパートナーに囲まれながらどこかに寂しさを感じ得てしまった自分

が出した結果の果てに大切なモノを手放しやっと気付く。

本当に自分を想う人は身近にそっと寄り添っているものなでしょう。

そんな揺れ動く心をスクリーンに写し撮ったいい映画でした(sim)

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