Archive for 5月 29th, 2011

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全体をブラックで覆った住まいからは想像できないくらいに内部空間は明るい空間構成となっている。

中央に吹抜けを有しリビングを挟み込むように庭が展開している。

そこには風通しやプライベートを確保するためのルーバーが取り付けられ住まい全体のデザインとなっている。

ガレージにはエントランスへとつづく動線とユーティリティへと繋がるサービス動線を分けるアルミの仕切り壁がある。

この裏にはドッグスペースや自転車置き場さらには外部物置や脱衣場へと繋がる物干しスペースがある。

このスペースは中央のメインコートと区画されリビングからは見えない。

買い物帰りや犬の散歩などサービスヤードとして使えるエリアとなる。

さらに水回りはまとめられバスルーム&脱衣場やパウダースペース&ファミリークローゼットを有する。

そこは奥さまお気に入りのキッチンへと繋がっている。

このエリアはリビングに向かうアイランドキッチンとなり住まいの中心となる場所といっていいだろう。

シックで洒落たデザインをイメージしながらも

アーバンライフ的な要素もあっていいと想う。

なぜならこの住まいは夜の雰囲気がバッチリできる空間要素を兼ね備えているからだ。

そんな空間にかっこいいキッチンは必要不可欠だろう!

北側にはエントランスから近く客間的な和室を有し地窓による風景を切り取っている。

庭にはほどほどに花々は植えられ心地よい風が通り抜ける。

リビングから近くプライバシーを保てる趣のある場所だ。

ダイニングスペースは吹き抜けとなり東側のハイサイドライトからは朝日を導きいれる。

フルオープンな上階と一体感あるスペースとなるだろう。

ご主人の書斎からはスリットを通し眺望できる工夫をとりいれ一番落ち着くスペースを確保したい。

さらには南北にバルコニーを有し眺望とプライバシーを保つルーバーをアレンジしている。

住宅街に建ちながらプライバシーと快適性を求めるスタイルとしてやはりコートハウス型都市型住宅を

勧めたい。さらには暮らしの将来性やメンテナンスフリー的な素材選び・毎日の暮らしに豊かさと

開放性を取り入れたい。そんなクライアントの想いをカタチにしながら

どこにもない理想の家となるだろう!

今日は、ありがとうございました(sim)

KURO SECOND

エントランスホールの吹抜けは明るい。

アプローチのスロープをくぐり中に入ると驚くだろう。

ここのデザインはこの住まいのチェックポイントとなるだろう。

モチベーションがあがりスケッチやイメージがこぼれだすように現場も活気づいてきた。

ブラックな住まいはご主人のイメージ通りとなるだろう!(sim)

陽だまりの舎

家族のカタチがあらわれた瞬間。

今日は完成した住まい「陽だまりの舎」へ訪れた。

この一枚は帰り際に思わずひき返しお願いして撮らせていただいた一枚だ。

小雨の中、クライアント家族と住まいがとても良い感じに思えたからだ。

建築を託す瞬間はとても静かで突然訪れるものである。

クライアントに想いの家創りが出来たかと問いかけるとニコニコしながら答えてくれた。

その瞬間、このプロジェクトはミッションを完了したのだろう。

今からは傍らでこの住まいを見守りながら時が過ぎて行くのだろう。

今日はありがとうございました。(sim)