Archive for 12月 13th, 2011

Whity

Whity!

建築模型3作目である。

プレゼンテーションを経て実施設計と共にいくつかのモデルが存在する。

その中でも一押しのプロポーションが完成しようとしている。

無駄をそぎ落としマイナーチェンジを繰り返すことで

求めているカタチが出来上がっていく。

建築模型はクライアントに提示する役割のほかにいろんな意味をなす。

様々な角度から検証しながら微妙なサイズを修正していくのだ。

とくにデザインのカケラともいうべきパーツを一つずつ組み立てる作業は

仕事を抜きにしても面白い。

様々な可能性を手の中で見ることが出来るのだ。

そんなクライアントの住まいを手の上でクルクル回しながら

デスクに座りライティングを当てたり素材を変えたりと時間が許す限り試行錯誤したいものである(笑)

このように時間をかけ少しずつ角が取れて行く様は

まさに上流から下流に進むにあたって石ころが丸くなるように

優しくなじんだカタチになっていくことだろう(sim)

COZY

隔週行われているCOZYの設計定例の一コマ。

今日は奥さまと収納や衛生器具のメンテナンス性について検証です。

事務所を飛び出しショールームへやってきました。

トーヨーキッチンの食器棚スペースを実際の計画に見立て

普段使いの食器やゲストへのサービス

ゴミ置き場の確保などを実施設計に盛り込んでいきます。

5人家族となればそれなりの収納スペースはとても気になるもの。

キッチンユニットに入る容量も頭に入れながらコーディネーターと一緒に打合せです。

結果:パントリースペースの一部を食器棚ストックにおきかえながら

普段使いのエリアの増設を盛り込むことに!

場所を変えINAXへと赴き

リフトアップされるトイレ器具の清掃性と必要性も検証です。

やはりカタログなどではわからないデイティールなども確認することが出来、有意義な時間となった。

個個のアイテムにはいくつかのグレードが存在し

様々な便利機能が追加されている。

しかし、自分たちにとって不必要な機能が点在すのも確かである。

携帯電話などにおける過剰な機能もその一例だろう。

やはり利便性やデザインも気ななるところだが

毎日使うアイテムにはストレスレスな配慮も押さえておくべきである。(sim)