Archive for 1月 11th, 2012

Whity

Whityの現場にやって来た。

今日はベース(基礎底盤)打設前の配筋検査。

・・・・検査?

いろんな検査が存在します。

1、施工会社(ビルダー)が行う請負検査(基礎業者に対して適正に施工してあるかどうか検査します)

2、設計事務所が行う設計検査(設計図通りビルダーが施工管理してあるかどうか検査します)

3、保証会社が行う保証検査(設計&ビルダーが保証条件に合った仕様にしてあるかどうか検査します)

様々な立場で行う理由はそれぞれ目的の違いがあるものの対象建築物=クライアントとの為!言う事になる。

なぜか?

一時期住宅建築に対してクレーム産業という時代があった。

住宅メーカーというメガ市場の時代。

クライアントより利益優先で進めて来た社会のリバウンドが現代である。

最近はメーカーによるエコ住宅や自然素材など都合のいいキャッチセールスを宣伝している。

私たち設計事務所に携わる者からすればいい加減な行動だろう。

そもそも粗悪住宅や劣シックハウスを推進しながらつくって来たメーカーが掌を返したように

笑顔で売っている姿をみると悲しくなる!

クライアント:ビルダー:アーキテクトといった3立法が自然なカタチとは言え

保証や保険などは厚い事に悪い事は無い。

しかしながらその保証仕様もまだまだメーカー寄りのところがあるのも事実。

今後検証する必要はある!

また、立場を変えてみればアクロバット的なデザインにおけるカタチは、

適正な保証を受けられないモノもある。

理想と現実を見極めるのは、やはりアーキテクトの役割だろう。

そう言いながらも・・・もちろん今日の検査は合格です(笑:sim)

荒野の用心棒

1964年 イタリア セルジオ・レオーネ

とっても不思議なインパクトを持った作品だろう(笑)

陽気なイタリアンが黒沢にだまって撮った西部劇・・・??だからだ。

(いまでもKUROSAWAネームがオープニングロールに出るくらいだ)

いまじゃ考えられない業界タブー(笑)

当時売れっ子でハリウッド出演できなかったイーストウッドを起用し

血なまぐさい演出とベタなストーリーは

逆に面白く新鮮でかっこいいかも?

キルビルなんて子供だましに見えてしまうだろう!

劇場は思いのほかご年配の方々でいっぱい!

しばし笑いが起こる程(笑)

もちろん自分はスクリーンで見るのは初めてである。(1967年生まれ)

オープニングのアニメーションのヘタさにはのっけから爆笑ものである。

いずれにしろ

見て損はしない作品である(笑)