Archive for 2月 9th, 2012

デザインモチーフ

デザインモチーフというワードを皆さんご存知だろうか?

建築家にとって「カタチの成り立ち」の上位に位置する「こだわり」ロジックの一つである。

私自身アトリエに務めていた時代、妹尾先生より学んだ「こだわり」でもある。

妹尾建築事務所HP→ http://m-seno.com/

中でも「屋根」にこだわる!

というロジックワールドには深い想いと可能性が存在する。

「暮らし」=「屋根」と言っても良いだろう。

「力強く暖かい」家族や暮らしを守る鉄壁のモチーフとしても存在し

「佇まいと美しさ」といった「美意識」のカタチである。

そんな日本建築における美しさはクライアントのみならず

街区や地域に取ってより良い環境を生み出すモチーフと信じている。

「美しい屋根」には、本来の家づくりの本質が詰まっている。

それを克服しながらクライアントの求める暮らしがしっくりした時

我々やクライアントが求め探すカタチとなって現れるだろう。

そして今新しいカタチが産まれつつある(sim)

COZY

工事契約のため被災地より一時帰省されたクライアント。

(日々お疲れ様です!!)

最近は、仕事も落ち着き4月から始まる家づくりへと想いが募ることだろう。

設計図書・建築模型・工事契約書など

理想の家づくりが現実となるアイテムが揃い

4月1日11時 待望の地鎮祭となる。

約一年に及ぶ設計期間とその間の長期出張。

思い返せばいろんなこともあり、より多く見学会に赴いて頂いた。

今年、夏完成を目指す!

今日は遠いところありがとうございました!

そして理想の家に邁進していきましょう(sim)

Whity

今日はクライアントと共に現場にやってきた。

事務所を飛び出し原寸を感じながらの定例会である。

間取りを一緒に歩きながら窓の大きさやガラスの種類などいろんなことを伝えて行く。

我々プロは完成予想図がきちんとあるものの

クライアントにとってなかなか難しいものである。

そんなクライアントの手をとって出来る限りジェスチャなど交えながら表現していく(笑)

そうすることで図面ではわからない立体という感覚が次第にのみ込めて行くのだ。

とくにリビングを中心に上下左右に空間がつながりほとんど平屋暮らしといったところだろうか!

リビングにぽつんと立つお二人をみればその空間性がわかるだろう。

多段立体階層といったいわゆるスキップフロア建築。

奥さまも終始ニコニコされながら家づくりが楽しくてしょうがないみたいだ。

ラスティックな空間などインテリアの話は尽きないが

現地での定例会はとても大切な時間である!(sim)