Archive for 2月 29th, 2012

ドラゴン・タトゥーの女

2011年 アメリカ/スウェーデン/イギリス/ドイツ デヴィッド・フィンチャー

レッドツェッペリンのカバー(移民の唄)から始まる冒頭は狂気の世界へとすぐさま落ちる事が出来た。

汚く卑しく生きる闇と清潔で人格者として生きる日常の対比は

次第に気持ち悪くサスペンスというよりホラーに近い(泣)

たまの時間を過ごすにはヘビーでしょうがない!

けして恋人や家族といくものではないだろう(笑)

後悔したあげくランチもとらず帰りたくなるくらい期待はずれの傑作?である。

結局最後まで見届けるも劇場に居たのは独り観の3人だけ!

救いはヒロイン?の女優の体当たり的演技と心寂しい表情だろう。

ストーリー所々に見せる少女の趣は唯一の救いになるに違いない。

原作を映像にするとこんなに脚色しなくてはならないものだろうか・・・?(笑:sim)

Evolution House

Evolution Houseのプレゼンテーションを行った。

クライアントとは幾度にわたりディスカッションを重ねさせていただき

家族に対する想いや大切な奥さまを気づかうお考えなどを深く追求するカタチとなった。

南北に開く土地形状や耐震性に考慮した間取りや配置・風通しや採光などを取り入れながら

与えられた時間の中で精いっぱいのスガタづくりとなった!

1.コートハウス型住宅における採光性と快適性の追求

2.家族が過ごすリビング空間の開放性とプライバシーの確保

3.ソファ廻りの心地よい環境づくり

4.食卓を過ごす時間とお庭の関係

5.キッチンに立つ奥さまの視線やゆとり

6.家事動線の単純化と効率性

7.バスルームなどのクリーンエリアの集約性とプライバシー

8.センター動線とバイパス動線の独立性と利便性

9.就寝スペースの確保とプライバシーとの関係

10.エントランスホールの開放性と採光計画およびサブホールへの導入方法

11.耐震性と壁量バランスの構築

12.深い軒における佇まいと活用性

13.太陽光発電における配置計画と採光バランス

14.パーキングエリアからの導入方法と利便性

15.風圧を低減させる屋根形状とバランス

16.リビングエリアにおける音響計画とライティング構想

17.日々の暮らしの中における花々の配置構想

18.ファサードにおける邸宅の佇まいと素材計画

19.軒先のデザインとシンプルなディティールの追求

20.2階における配置プラント活用性&下階とのバランス

・・・・・・

などといった設計条件を取り組みの一つとして課題化することで見えてくるカタチがある。

そんな3週間にわたる時間の末に出した結果にクライアントからお礼のお言葉をいただいた。

早速3月から基本設計が始まることとなり一層努力を重ねコンプリートしていくこととなった。

「住み人」&「住環境」といった双方のロジックから成型されるカタチは千差万別存在するが

クライアントの想いや家族に対する想いは一つであることは変わらない。

だとすれば想いから出来るカタチというものは、

ごく自然に存在するものだと考えるプレゼンテーションとなった。

今日はお忙しい中、おつかれさまでした!

そしてありがとうございました!(sim)