Archive for 3月 23rd, 2012

Beautiful

ファサードにおけるアプローチをカタチづくるのは非常に難しい。

一般的には「家」と「エクステリア」といったカテゴリー分けによるデザインが普通である。

しかしそのことにより弊害が生まれ統一されたスガタが難しくなるのだ。

設計事務所で考えるファサード(家の顔)ともいえる佇まいには

そのような境界線はなく門扉から玄関までと言ったアプローチも

家のファクターに含まれるものである。

すなわち双方のバランスと機能性または必要性も重要なファクターとなる。

そんなアプローチは非常にデリケートで家の佇まいを左右する重要な場所。

難所中の難所だろう(笑)

だがこのロジックが解ける時一瞬にして住まいのファサードが立ちあがるものである。(sim)

ヒューゴの不思議な発明

2011年 イギリス・アメリカ マーティン・スコセッシ作

スコセッシ初の3D作品とあってコアなつくりを期待しつつ訪れた(笑)

あらゆる賞を筆頭に流石というほどのコアぶり!(期待通りでる)

しかも通常の3Dとは手法が違うのかとても見やすい。

子供といっしょにたのしめる唯一のスコセッシ作品だろう!

舞台のリオン駅を中心に不思議な縁と人情・原風景など織り交ぜながら

ストーリーは一人の老俳優を救って行く。

子供の探究心や父親の残した謎を解くため歯車(これがすごい!)と共に暮らす。

とりわけ鍵をもった少女にクロエ・モレッツが起用されており

キックアス&モールスに次ぐキャスチングだ。

今回は不思議な雰囲気を出しながら少年をサポートしていく普通(笑)の役を演じている。

俳優はさておきスクリーンいっぱいに広がる世界観と

マニアックともいえる描写表現を観るのだけでも楽しめるファンタジー作品である(笑:sim)