2012年 アメリカ・イギリス 監督:クリストファー・ノーラン
裏切りのサーカスで個性的な演技が光ったトム・ハーディ!
(今回は素顔も声も最後まで本人と分からず仕舞いで・・・・よかったのかどう・・・笑)
誠実で一途な役をこなす50/50のジョゼフ・ゴードン=レヴィット!
(新シリーズの幕開けである!)
レセプション以来の作風にヒットメーカー的要素を組み込んでいく様は流石ですね。
とくに3部作完結とあって徐々に終焉にむかう市民と必要悪の二人の
葛藤や戸惑いなど内面的なエピソードも含めながら混沌とした
社会を切り取っています。(病んだアメリカってことだろうか?)
もちろん最後はハッピーエンドに終わる所など
定石的脚本に納得しつつも物足りなさがよぎるところも・・・。
(メランコリア程度の驚きもあっていいかもです:笑)
いずれにしろヒット作品とあって意外と素直に楽しめた一作!
あっという間の熱帯夜165分だった。(sim)