2010年 アメリカ・イギリス マット・リーブス作
2008年に公開されたスウェーデンホラー「ぼくのエリ・・・・」のリメイク版。
(本人いわくリメーク版ではないそうだ・・・・)
ま~クローバーフィールドの監督が手掛けたことでいろんな意味を期待しながらおとずれた。
確かに二つの作品については、全くの別映画としてとらえるべきでだし
一つの原作を二人の監督が表現し映像化することを比べるのも面白いかも(笑)
この作品については、アメリカ的な表現がおおくて直接的な怖さを感じる。
ただ、今まで観てきたバンパイアとは一線をひくものがあった。
少女の背負った悲しみやさびしさなどよく描かれている。
とくにシュヴァリエとの関係や少年との恋などといった情緒的な部分も一瞬感じとれる場面もある。
・・・・シュヴァリエといえば・・・・
日本にもアニメ作品:BLOOD+(プロダクションIG)なるものがある。
なんとなくオーバーラップしてしまうのは変だろうか?
昨今こんなサブキャラ的ストーリー展開するものの多い。
ラストシーンにおける少年と少女のやりとりなど洒落がきいていて
これから展開するストーリーがとても気になる一場面だろう。
おそらく少年も少女をまもるシュヴァリエになってくことに違いない。
ともあれ深夜のスクリーンを前に誰もいない館内(4人くらいいたかな:笑)でみるには
思いのほか背筋が寒くなるラブストーリーホラーだった!(sim)