どんなに時代が移り変わっても技術や科学が進歩しても変わらないものがある。
朝を迎え・・・・目覚め・・・一日を暮らし・・・活動する。
夜が来れば・・・・活動をやめ・・・家に帰り・・・休息する・・・・・・といった暮らしのリズム。
言い換えれば「陽」と共に暮らすという基本生活である。
そんな当たり前の暮らしを営むために様々なシュミレーションの元、一つのカタチが完成した。
1.夫婦や子供の就寝場所に朝日をいっぱい取り入れるためのレイアウト
2.家族が目覚め朝食の前に身支度できるパウダーエリアの配置
3.朝食の準備をしながら昨日の洗濯ものなど同時に行える家事エリアの確保。
4.朝日をうけながら家族そろって朝食をとれるダイニングスペース
5.家族を学校や会社に送り出した後スムーズに家事が行える動線計画
6.雨天の日などでも活用できるサービスエリアの確保
7.外出先から帰宅した場合の動線配分
8.家族のだんらんやゲストの受け入れに対する配置計画とテラスレイアウト
9.バスルームにおける快適性と利用頻度による収納計画
・・・等と言った暮らしのリズムを平面計画に盛り込みながら立体的にも検証を行った。
1.日中を通し日光を取り入れるための屋根形状と軒先のバランス
2.西日をカットするための深い軒と季節風を取り入れるための開口配置によるラジエータ効果
3.市街地における近隣からの視線や道路面からのプライバシー確保とアプローチ計画
4.プロポーションバランスにおける素材の配列と「家」という佇まいの形成
以上のような想いとクライアントから届いた暮らしのレポート!
ヒアリングをさせていただいた後に奥様より家族みんなの暮らしぶりを盛り込んだ作文が届き
一層、イメージング出来たおかげでもある。
家族にとって・・・・「暮らしの豊かさ」とは・・・・
日々の暮らしの上で「何気ない些細な幸せ」の集まりが「家族の幸せ」となっていくものだと
感じられた今回のプレゼンテーションとなった。(sim)