Whity!
建築模型3作目である。
プレゼンテーションを経て実施設計と共にいくつかのモデルが存在する。
その中でも一押しのプロポーションが完成しようとしている。
無駄をそぎ落としマイナーチェンジを繰り返すことで
求めているカタチが出来上がっていく。
建築模型はクライアントに提示する役割のほかにいろんな意味をなす。
様々な角度から検証しながら微妙なサイズを修正していくのだ。
とくにデザインのカケラともいうべきパーツを一つずつ組み立てる作業は
仕事を抜きにしても面白い。
様々な可能性を手の中で見ることが出来るのだ。
そんなクライアントの住まいを手の上でクルクル回しながら
デスクに座りライティングを当てたり素材を変えたりと時間が許す限り試行錯誤したいものである(笑)
このように時間をかけ少しずつ角が取れて行く様は
まさに上流から下流に進むにあたって石ころが丸くなるように
優しくなじんだカタチになっていくことだろう(sim)