設計図書である。
クライント・アーキテクト・ビルダーそして現場用として4冊作製する。
それぞれが持ちあうことで情報の共有となるのだ。
設計をスタートしてこの図書に盛り込まれた内容はクライントと共に創り上げてきたモノ。
家族や暮らし・自分にとって必要なモノや理想のカタチ。
そう思えばこの一冊は「暮らし的物語」の本である。
いろんなストーリーが詰まった中身はクライアントにとってワクワクすることだろう。
別軸ではこれこそが設計事務所の仕事のカタチである。
設計&監理という業務の成果品に当たる。
我々の仕事はカタチがないソフト的な業務。
特定のスタイルを持たず展示場や営業もいない。
(これは設計事務所独特の事象だろう)
もちろん既製品的な建売もしない。
あるのはクライアントと共に同じ方向を見ながら現実に向けて邁進する理念だけである。(sim)