木漏れ日の舎のプレゼンテーションがおこなわれた。
暮らしスペースに出来る限りお庭を取り入れ緑と風を感じる日常をカタチづくるプロジェクトだ。
南北に長い敷地にポケットエリアをレイアウトすることで
プライバシーを確保しつつ日光と風を取り入れるのだ。
近隣環境から読み解けるゾーニングは思いのほかシンプルなモノとなった。
1.平屋と2階建てのエリア住み分けをはっきりすることで均等な光と通風を得る。
2.南北に長いレイアウトになりがちの奥暗さを解消しなければならない。
3.中庭を取り込むことでどの部屋からも木漏れ日を感じられ室内からの心地よさを感じたい。
4.圧迫感を抑えるボリュームバランスにするべきだ
5.朝日を一番受ける場所に水回りを集め家事サービス環境を最良のものとする。
6.日々の家事動線を極力短くすることでくつろぎタイムの延長を図る。
7.家事室を中心にキッチンや洗濯エリアを近くいにレイアウト。
8.一日の家事作業を1階で完結できるようなルームレイアウトと2階テラスの活用性
9.暗くなりがちなエントランスホールにライトコート中庭を配置し吹抜け空間による採光の確保。
10.アプローチにおける雨風対策やガレージ環境の整備。
11.緑豊かな造園計画とアレンジメント
そんな建築模型や概算予算さらには素材・衛生機器やキッチンなどのセレクトを織り交ぜながら
望んだプレゼンテーションはとても有意義なものなった。
クライアントの要望は一度カタチにしてみれば自ずといろんなことがわかってきます。
ディスカッションを重ね取捨選択していくことは
次第に「自分らしさ」となって暮らしにあらわれるでしょう!
今日はお忙しい中お時間頂きましてありがとうございました。
また、いつもより長い期間お待ちしていただいてありがとうございました!(sim)