2011年 イギリス フランス 監督:トーマス・アルフレッドソン
待ちに待った映画が封切りされた!
・・・っということでさっそく初日に訪れることとなった(笑)
冷戦下のスパイ合戦をモチーフに錚々たる俳優陣で取り組んだ一作。
監督は「僕のエリ200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン!
俳優陣は・・・・
「レオン」:ゲイリー・オールドマン
「英国王のスピーチ」:コリン・ファース
「インセプション」:トム・ハーディ
「エレファントマン」:ジョン・ハート←とっても渋く魅力たっぷりである!
など個性豊かで演技力抜群の皆さん方。
一方ストーリはそんな個性陣を筆頭に知的な頭脳合戦を繰り広げ難解に次ぐ難解なロジックと
描写で構成され見てるこっちは終始????←敵味方もごちゃまぜ状態(笑)
そもそもスパイ同士なのだから余計なおしゃべりも一切無く下手に尻尾もださないのは当たり前。
ちょっとしたしぐさや失言さらにはあり得ないほどの間違い探しが展開していく。
70年代におけるファッションやクラシックカー・建築美術も輪をかけてむちゃくちゃかっこいい!!
(どうやらポールスミス等が協力しているそうだ)
そんな冷戦下の社会を忠実に描きながらハイセンスな舞台装置やカメラワークも楽しめることだろう!
特に飛行場でのカットは至高の極みと言っていいだろう。
(ミケランジェロ・アントニオーニ:「ある女の存在証明」以来感動したかも:笑)
そんなあらゆる面で映画・美術・撮影など濃厚な出来ばえを堪能できる一作である。
あらためて今宵の一時は久々に感動した夜となった(笑:sim)