3Dモデラーを使いゾーニングを行います。
これは、「COZY」の造形をPCにて検証している一場面です。
立体にすることで目線や質感、さらには動線なども疑似体感できます。
今回はそんなゾーニングを少しだけ紹介いたします。
ゾーニングとはまさにデザイン過程でのスケッチのことを意味します。
様々なカタチやクライアントの要望を踏まえながらいろんな角度で検証していくんです。
窓の大きさや色相、プロポーションなども同時進行です。
よって日々変化しながら少しずつ進めて行く作業なんです。
可能性やアイデアなどが幾度も重ねられクライアントらしさが出来て行くこととなります。
さて今回のゾーニングで当初の建築模型からの変更点はやはりルーフデザインといっていいでしょう。
太陽光発電を念頭に置きながらプロポーションやファサードを組み立てて行きます。
そのためユニットの一つの屋根に勾配をつけることで軽快さとリズム感を生むこととなりました。
もちろん内部空間もロフト的なスペースを生むこととなるでしょう。
リビングに至っては北側の庭に明りを落とすためと室内の採光や風通し・エアコンの位置関係など考慮し
このようなイメージとなりました。
まだまだ諸問題はありますが次第にクライアントにとって美しいカタチとなっていくでしょう。
この作業と同時進行しているのは現地の地盤調査です。
コスト的な資金計画を把握しながらも見えない費用に対して梅雨明け後の調査準備に入っています。
様々な要望を現実的にゾーニングしていく日々はクライアントにとっても楽しみであり
やりがいのある仕事だと想います。(sim)
追伸:
クライアントは復興のために被災地にいる。
全国から集結した方々と日々被災地での活動と全国からの使命を担いかんばっておられる。
ブログからは報道では分かり知れない現実が映し出されいろんな意味を考えさせられる。
クライアントブログ→ http://bigblue.blogzine.jp/bigblue/
遠方での暮らしはやはり家族の支えがあってこそ。
そんなご家族の理想の家づくりを担いながら日々の作業はつづく・・・・(sim)