3Dによるデザインはあらゆる可能性をふくんでいる。
最近はプロセッサーの向上によって思考のスピードに匹敵する性能となった。
ストレスもなくなり様々な好奇心がカタチになっていくものである。
ただ、頼り切ってしまいがちな勘違いが最近では多い。
昨日、幸福度で指標されるブータンの結婚式の模様がニュースで流れていた。
若き王様を祝福している人々。
アナログな暮らしの中に幸せなカタチが一瞬見え隠れしている。
デジタルになることが重要ではなく好奇心の赴くままに描き考えることが大切なのだろう。
このスケッチもその一端の一コマに過ぎないものの
新しいカタチを肉付けしていく過程では面白いものとなった。
住宅におけるロジックは様々な情報の中で整理され当たり前のように間取りや空間が
成り立っている。クライアントをはじめそんな情報の中にどっぷりつかっていると
本来重要である自分や家族らしさを見失って味気ないモノへと変わっていくこととなる。
インプットしたモノをアウトプットするより
自分フィルターを通し「らしさ」を自分なりの表現で伝えるほうが
愛着ややりがいといった別次元の幸せを得ることだろう(sim)