設計を進めるにあたって、いろんな作業が伴う。
その中で、とにかくクライアントに対してなんと!提案事項が多いこと(笑)
↑ (ショールームを持たず全てがオートクチュールであるが故の事象だろう)
どれか一つ部屋を決めるのに様々な資料が氾濫しがちである・・・・。
心がけているのは、まず主観的なセンスにクライアントの求めているイメージを
包括的に受け止め視覚化すること。
その中でも素材や設備・アクセサリーや照明・カーテンに至るトータルデザインをまとめることである。
たとえば個別にコーディネーターに協力していただいたり、照明メーカーにおけるプレゼンボードに頼ったりと
第三者が設計の中に入ってくることは、甚だNGにすぎない。
↑(言いかえればなかなかクライアントの思考を第三者に対して理解しにくい点と
営業サービス的な作業には実施が伴わないからである。)
それ故に設計フィーをクライアント側から見れば、どこまでが設計範囲なのか
甚だ不透明であることは確かである。
カーテンや造園など暮らしについて検証することはいくらでもあるからだ。
だからクライアントと同じ立ち位置で家づくりを任される以上、
やはりフェイスtoフェイスの関係がベストである。
様々な設計事務所のカタチはあるものの家づくりの対価として支払われる設計フィを
いかにクライアントの要望をカタチにし使いきるかが本来の作業の一環だとおもう。
↑(設計%以上に一番気になる点だろう。そして使い切ったかどうかはクライアントの主観的な想いもあるのだが
一つの指標としては、どの程度設計図書に盛り込まれているかどうかだと思う)
設計図書の中には、そういった内容を盛り込んだ照明計画図やコーディネート・アクセサリー表など
暮らしに直結する図書も存在している。
↑(工務店などは、とりあえず予算どりを先に済ませ着工後コーディネート作業にかかる所が
多いしスタート時点でクライアントが知らないまま時間が過ぎて行くものである)
とくにコーディネートに至っては
スケッチを交え、実サンプルにおける検証と提案が幾度となく存在している。
提案をうけたクライアントの笑顔とキラキラしたまなざしが一層の励みとなり次へのステップとなっていくのだ。
やはりローテクではあるが模型やスケッチの方が一番理解度が高いし
より一層クライントに歩み寄れる作業であることは間違ない(sim)