Whityの現場へとやって来た。
コンプリートまで後少しの9合目と言った所か!
頂上が見えると近くて遠いのは人それぞれ想いが違うはず。
ただクライアントと会って一年の歳月が経つ事を想えばわれわれ委託者における呵責は
依頼者と同じである。そんな月日を想像すれば
幾度も訪れる現場と言う空間は
図面と照らし合わせても寸分の違いもない。
設計事務所に置いて図面の重みは、異業種からすれば解り得ないかもしれない。
(とは言っても図面を表現するのは厚さミクロンの紙切れ:泣)
いっそのこと岩に書いてみると重さも実感出来るに違いない。
(紙幣ではなく石金みたいに)←石器時代:笑
しかし原寸にてカタチつくる現場を観ればミクロンの世界も現実となる!
最近想う事は「金」の価値が薄っぺらになった事!
これは人が営む日常におおきく影をおとす。
実感のない暮らしが当然となる現代は悲しい限りだ!
見えないものこそ恐ろしいものである!
そんな内なる心情を共有出来る者こそこの世界に生き残る手がかりとなる。
重さから生じる事象のコトナリは全て自ずからの成り立ちとなる(sim)