2011年 スペイン アメリカ 監督:ウッディ・アレン
「パリに溺れる」とはこんな事か!(笑)
ひょうなことから訪れたパリの夜!
想いもよらない出来事が起きるものの素直に受け入れる主人公に哀愁と笑いがこみ上げる。
(けして踏み入れる事ないあこがれかもしれない)
取り巻くフィアンセや義父義母とのツッ込みどころは絶妙だろう(笑)
こんな幸せな夜を過ごせるなら「何もかも」イニシャライズしていいかもである!
(そんな勇気もないかな:泣)
「建築は夜、築かれる」という言葉がある。
ここには、はっきり「芸術は夜、つくられる」「そして語られる」という
昔よき時代がお腹いっぱいに撮られ
黄金時代の素晴らしさを感じる事が出来る。
「今に満足しないから人生がある」
このフレーズに含まれる根底はなんなのだろう?
監督自身の言葉なのだろうか?今に生きる我々への警鐘なのか・・・?
いずれにしろ今観るべきスクリーンだろう(sim)