住み手が暮らしはじめて本当の「我が家」となると想う。
家づくりはそんなクライアントの暮らしをカタチづくること。
建てる前と暮らしぶりは、器の機能や大きさで多少は変わるかもしれないが本質は変化がないはず。
「自分の家だから」
と、こだわりは持ってもらいたい。
いやいや、持つべきである。
ちなみに写真は私の両親の住まい。
玄関先には解体した本家の梁が再利用されている。
「せんだん」である。
職人による手仕上げで下駄箱や椅子などを創ってもらった。
仏間に至っては床の間の中央に漆塗装の祠と家族みんなで仕上げた大梁。
漆喰のホリゾントにいい感じだ。
そんなデザインのなかに暮らしが入って一層暖かくオーガニックな雰囲気を出しつつある。
「やっぱり家が一番」ということになるのか!
自然体で創り上げるカタチは美しいものである(sim)
ちなみにオリジナル照明は「Taijirou」作!