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陳内の舎

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建立してから14年あまり・・・

今日は2回目の「シロアリ保証更新」ということで保証工事がおこなわれました

(ニッショウ化学さん・・・いつもありがとうございます)

当時は家族の人数もおおく4世代住宅としてつくった「陳内の舎」

いまでは祖母も他界し二人の甥も就職して県外へ・・・

14年という月日も長いようで短く感じます

こうして家の定期的なメンテナンスが住人にとって

「いろんな意味での節目」を与えてくれているようで記念日的な趣・・・笑

これからも末永く家族同様ともに佇んでほしいと願います(sim)

陳内の舎

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陳内の舎 「ひめしゃら」

木肌がうつくしい好きな樹です・・・花咲く時がたのしみになります(sim)

陳内の舎

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震災から約11ヶ月・・・年末の解体から3ヶ月が経った

境界線を整え・・・整地を行い

畑を耕し・・・将来の家族構成も考慮しながら決めたゾーニング

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建築とは違いランドスケープ的設計とデザインである

注文して2ヶ月・・・

この倉庫が来た事で母屋に入った雑貨や什器がなくなる・・・普段の暮らしに戻る

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両親も兄夫婦もこれで一つの区切りができたであろう

侃々諤々ディスカッションした結果だけに私もホッと一息である

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これからゆっくり造園をしたり・・・後片付けをしたり・・・花を育てたりと・・・

人それぞれ人生にはいろいろする事があるが

それをサポートするこの仕事はとても誇りに思うし生き甲斐となっている(SIM)

「和のこころ」

SIM

「和のこころ」

住まい手にとって「なごむ」家と「おちつく」場所・・・そして想い出の記憶

毎日のように仏前に向かう「間」といつもいる「間」を一つに繋げた

横には程々に広い通路と玄関・・・そして軒先をつくり「障子」にてゆるく分ける

天井には杉板をほどこしオリジナルの照明を吊るす

仏の横と上には「せんだんの梁」と「煤竹」・・・中央には仏を入れる「漆の箱」

それぞれをほどよく置く事で日常の暮しもほどよく結ばれる

やはり「和のこころ」はとてもここちいい・・・そして和やかな気持ちにしてくれます(SIM)

陳内の舎

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手前にあった小屋の解体も進み「陳内の舎」の全体が現れてきました

設計当初から「将来像」を構築してから約13年

(まさかこんな風に震災で全貌が出てくるとは・・・)

ボトルネック形状となっている土地の有効活用・・・家族構成の変化など・・・

いろんなシミュレーションを重ね「将来像」を見据えたことを想い出します

(正面に開けた小窓はその為のもの・・・)

あえて今、対峙して考えれば軒先をもっと深く出しておけばよかったと反省・・・

同時に将来のビジョンをどのように再構築して行くか模索中する今日この頃です(sim)

陳内の舎

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早朝から始まった「解体」・・・6月に打ち合わせして約半年

両親としては「やっと始まった」と言う感じ!

この世界に属する身としては「ようやく始まった」・・・という感じか!

三者三様様々な想いが巡る・・・(しかたないことである)

益城解体を最優先課題としている昨今・・・時間の余裕などは無い

そんなバックボーンを感じ得ながら

しかるに幼い頃から慣れしんだ「小屋」も今回の震災で「全壊」となった

とにかく着実に前進することに「希望」が沸き上がる早朝となったことは確かだ(SIM)

陳内の舎

陳内の舎へとやってきました。

(今年で10年を迎えます)

シロアリ防蟻保証も2度目の更新となり

担当のニッショウ化学岩田さんによる床下点検を実施しました。

2世帯住宅とあって2件分の作業です。(お疲れ様です!)

待ち時間に当時の家づくりを想い出しながら

デザインした収納家具がいい味を出しています!

私がデザインし家具職人福島さんに古材であるセンダンを使ってつくって頂きました。

フリーハンドによるローターの跡がとても大好きです!!

そんな経年変化による素材感がいまでも心地よく感じ得ますね!!

今日は暑い中みなさまお疲れ様でした!

明後日の防蟻処理作業よろしくお願いいたします!!(sim)

陳内の舎

昨晩は本家でもある「陳内の舎」にやってきました。

正月以来久しぶりである。

夕方を過ぎると一人また一人と親戚縁者があつまってきます。

当時に比べると甥も姪もすっかり大きくなり来年にはここを巣立っていきます。

昔ながらの暮らしを継承するべく仏間を中心にした間取り。

日頃はほとんど活用していない「間」ですがこのような慣例行事の際はとても役立ちます。

ただ両親も歳をとりこのうように本家でやる大変さも伝わってきます。

幸い近くに台所を設けていることで若干緩和も見れるモノの時代と共に住まいの使われ方も

常々変化していくことは確かでしょう。

ちなみにこの仏間の上端にかかる一本梁は昔の本家に架かっていたせんだんの木です。

これを当時はみんなで磨きながら床柱ならぬ床梁にしたことを思い出します。

漆喰をホリゾントに使用し両脇に床の間をあしらっています。

今思えば思い切ったデザインにしたものです(笑)

ちょうど甥や姪そしてわが娘もの成長を記して煤竹による軸壁もしかりでしょう。

そんな想いに吹けながら久しぶりに会う皆さんとすごした楽しい夕べとなった一夜でした(笑:sim)

陳内の舎

久しぶりに訪れました。

次第に秋らしい近頃はとても過ごしやすく穏やかな毎日となりました。

廊下に落ちる日光も当時のままです。

居間にさがったオリジナル照明は、釣鐘をイメージしたものだそうです。

大森泰二郎さんの作品は住まいにとても似合っていて、いつきてもホッとさせてくれるデザインです。

二世帯住宅である住まいは、平屋部分と2階建て部分とがL字型に配置されていて

お互いに生活区分がはっきりと区別されています。

上下階の交わりも無く部屋の配置にはこだわった住まいです。

最近では家族構成も変わりつつある中、お庭の整備にいそしんでおられるようです。

今日はおじゃましました(sim)

追伸:実績を更新いたしました!

http://www.e-iii.net/works/index.php

陳内の舎

青天の中、梅干しである。(笑)

ここは、陣内にある住まいでの一コマ

心地よい風が流れていた(sim)