「家づくり」・・・・
といっても様々な取り組みが現在、散在している。
クライアントになろうとしている方々にとっては、困惑する事象だろう。
根幹には、
クライントを牽引していく「人」はシンプルが最強だろう。
もちろん
設計やデザイン・施工や職人といった人や業種レベルでは全てにおいて立場的平等である。
なぜなら「チーム」であるべきだからだ!
しかしそれぞれ皆が、主張し始めるとクライアントは困惑するばかりである。
プロ集団によるトップ的立場が多数の家づくり
責任者がいないメーカー的取り組みの家づくり
組織的ヒエラルキーのゼネコン的家づくり
プロデューサー的第三者の介入による薄味の家づくり・・・など
とても回り道で
ジレンマの生じる家づくりになるだろう。
そもそも
クライント自体が以前(モダニズム以降もしくは経済破綻以降)にくらべ
過保護的な立場に落ちつつある。
けして先人やクライアントとなる方々の責任ではない。
創造を生業にしている我々の責任だろう。
工法やアイデア!
経済大国に勝負を挑まない事象かもしれない。
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シンプルこそ「美しい」
というのは、何もデザインから生み出されるカタチだけではない!
「取り組み」や「人間関係」においての「日常」にも直結する大切なワードになる。
しかるに
「クライント」「アーキテクト」「ビルダー」という相互関係を
再構築しなければならない時代であることは間違いない(つづく:sim)