「こだわれば値段が上がるのか???」
という問いかけをどう受けとめるのか!
そもそもクライアントとアーキテクトの関係において値段が上がる下がるといったロジックは存在しない。
いわゆるプレゼンテーションと言う行為は仕事を受ける為の作業と受け止めないでほしい。
定例会・現場説明・打ち合わせといった日常におけるクライントとの接点は
我々にとってプレゼンテーションの連続である。
けして消化試合ではなく勝負試合ということだろうか(笑)
奢る事無くクライアントと共に限られた時間と条件さらにはコストという狭間に邁進する事は
クライアント同様同じ気持ちでいることがアーキテクトの第一条件となる。
では
「ローコスト」というロジックはどうだろう?
一言で表せば「無駄なコストをかけない!かけさせない!」に尽きる。
後者における「かけさせない」がわれわれアーキテクトの本業とも言える。
ここがブレると「建築家」でなく「建築屋」というダークサイドに陥ってしまう。
これこそが「建築事務所」という役割の本質であると想う(sim)