ドライコートをデザインしている。
コンパクトハウスというキューブ型のスタイルをもつ流行りのカタチは「庭」と「暮らし」の関係を
断ち切るようなデザインが多い。
敷地形状に左右されるもののやはりライフスタイルにおいて「庭」という機能は欠かせない存在。
遊んだり、干したり、停めたり、育てたり・・・・
日常を営む上で様々なケースが想定できる。
これが成立しないとまるで戸建てにありながらマンション暮らしと変わらないライフスタイルとなるのだ。
だが前述の「育てる」には樹木や草花などの「手入れ」という作業が必要となることは必然。
かなり厄介な労働である。
そこでドライコートをつくり木々の暮らしとすこし距離感をもちながら
カッコよく趣のある空間をデザインすることとした。
今回のHeartsにおけるプレゼンテーションはそんなクライアントが求めるライフスタイルを
出来る限り取り入れながらコンパクトにまとめ上げることの両輪を満たさなければならない。
次第にカタチが出来つつ今週末のプレゼンに望む(sim)