2012年 アメリカ 監督:ロバート・ロレンツ
グラン・トリノ以来の作品にうれしいかぎりです。
往年のスターで現役活躍するただ一人の俳優!
(やっぱりカッコいいですね!:笑)
今回は大リーグスカウトマンを演じながらいろんなテーマを含んでいます。
親子の関係・家族と仕事・妻との別れや娘への愛情などイーストウッドの視点を通して展開していくストーリーは
次第に核心に触れながら温かく包まれていきます。
もしかするとこれが現役最後の作品になる?と想わせるほどの迫力には見入ってしまいます。
いろんなCGや技術革新によりハリウッド映画のスタイルも変化しています。
俳優としての誇りや真眼などどことなく薄らいでいっている昨今に重ね合わされる作品でしょう。
若い俳優陣に席を空けながらそ~っと去っていく去就などを想わせるラストシーンはグッとくるものです。
このことが人それぞれにとっての特等席ならば
いつも傍らにあると信じたいものですね!!(sim)