昨晩は本家でもある「陳内の舎」にやってきました。
正月以来久しぶりである。
夕方を過ぎると一人また一人と親戚縁者があつまってきます。
当時に比べると甥も姪もすっかり大きくなり来年にはここを巣立っていきます。
昔ながらの暮らしを継承するべく仏間を中心にした間取り。
日頃はほとんど活用していない「間」ですがこのような慣例行事の際はとても役立ちます。
ただ両親も歳をとりこのうように本家でやる大変さも伝わってきます。
幸い近くに台所を設けていることで若干緩和も見れるモノの時代と共に住まいの使われ方も
常々変化していくことは確かでしょう。
ちなみにこの仏間の上端にかかる一本梁は昔の本家に架かっていたせんだんの木です。
これを当時はみんなで磨きながら床柱ならぬ床梁にしたことを思い出します。
漆喰をホリゾントに使用し両脇に床の間をあしらっています。
今思えば思い切ったデザインにしたものです(笑)
ちょうど甥や姪そしてわが娘もの成長を記して煤竹による軸壁もしかりでしょう。
そんな想いに吹けながら久しぶりに会う皆さんとすごした楽しい夕べとなった一夜でした(笑:sim)