10月よりフラット35の金利が団体信用生命保険料込みになりましたので、大きく変更されています。
ひきつづき日銀のマイナス金利政策の影響を受けて全体的に低い金利が続いていますが、ほとんどの金融機関が先月と同じ金利になっています。今月は変動金利は変わらず、一定期間固定も変わっていません。全期間固定は若干上昇しました。
変動金利は各銀行とも低金利競争を行っています。一定期間固定の金利は多くの銀行が引き上げています。いずれも激戦になっています。フラット35は、金利は上昇しました。
※下記の住宅ローンは、各金融機関が公表しているデータで比較しています(金利優遇があれば最優遇後の数字で)。実際には、金融機関との交渉やどのハウスメーカー等を利用しているか等で条件は大きく変化します。あくまで参考程度にしてください。
浦田FP事務所的住宅ローン種類別ランキング
[最近よく紹介する住宅ローン商品から選んでます]
<金利編>
・変動金利
①楽天銀行・・・0.507%
②三井住友信託銀行・・・0.525%
②ソニー銀行変動セレクト住宅ローン・・・0.549%(10%以上の自己資金の場合0.499%)
・10年固定金利型(期間終了後の優遇幅が1.0%以上のもので比較)
①三井住友信託銀行 ・・・0.7%
②イオン銀行・・・0.69%
③みずほ銀行・・・0.775%
・全期間固定型(25年固定で比較)
①みずほ銀行 全期間固定プラン1.165%
②楽天銀行・優良住宅ローン等・豊和銀行・肥後銀行・熊本銀行(フラット35)・・・1.36%
※フラット35は9割以内の融資金利で比較しています。
9割超の融資の場合
②楽天銀行・優良住宅ローン等・豊和銀行(フラット35)・・・1.80%
<手数料編>・・・保証料・事務手数料・一部繰上返済手数料・団信保険料
①ソニー銀行・・・保証料無料・事務手数料(43,200円)・一部繰上返済手数料無料・団信保険料無料
②新生銀行・・・保証料無料・事務手数料(50,000円)・一部繰上返済手数料無料・団信保険料無料
③みずほ銀行(フラット35)・・・保証料無料・事務手数料(32,400円)・一部繰上返済手数料無料・団信保険料有料(借入残高による)
<コメント>
住宅ローンは、金利だけでなく手数料や利便性も考えて選びましょう!
フラット35の利用で新築戸建の場合は、つなぎ融資の有無も注意。
フラット35の融資額は物件価格の90%以内融資金利と90%超融資金利が異なるので注意しましょう。
フラット35は併せ融資で残りの10%を補うことができる商品もあります。
都市銀行のほとんどが、インターネットによる一部繰り上げ返済を無料にしました
三井住友銀行が8代疾病特約・日常のケガ・病気保障特約・奥さま保障特約を始めました。
住信SBIネット銀行のMr住宅ローンが「Mr住宅ローンreal」となり、ARUHIが代理店として販売しています。
楽天銀行が8大疾病団信を無料にしました。(NEW)
フラット35がリフォーム一体型融資を始めました。
熊本銀行や肥後銀行が熊本地震の被災者向け融資を始めました
住宅金融支援機構の災害復興住宅融資は、35年間0.63%です。(NEW)
フラット35Sの金利引き下げが0.3%から0.25%に小さくなりました。(NEW)
ご協力いただいている「浦田FP事務所」 http://www.h4.dion.ne.jp/~sfp_mon/index.html