住宅地を散歩して思う。
近頃の住まいはとても立派。
その反面お庭に関して言えばバランスがあまり良くない。
設計の時に並行して考えるのが通常なのだが、俗に言うメーカー品や建売などは余った場所を庭と読んでいる。
道路から庭をとおして家が見えるのだがあまりにもオープン過ぎるケースが多い。
なんとなくもったいないし見るのも恥ずかしいほど。
とくに最近は土地の広さもさほど大きくなくマイカーも多い。
庭としてのスペースは明らかに昔からくらべると狭くなっている。
手入れもせずにすむドライエリアが人気だ。
そうだとすれば日本人特有の感性をもっとすれば箱庭にも美を感じるはず。
もっと庭づくりに対するデザインバランスを多くしてもいいと想う(sim)