1973年(メキシコ・アメリカ) アレハンドロ・ホドロフスキー作
一晩限定で上映された。
さらにデジタルリマスター版での企画に多くのシネマ好きが集まった。
学生時代に見て以来の観賞となるがもちろんスクリーンでは初めてになる。
驚くほど画質もよく当時の印象とは大分違うし受け止め方も変わるものである。
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カルト的作品というものは見る側の心次第である。
信仰的にいうならば問題ないのだろうがストーリーもキャストもひどいものである。
この程度の真理を解くならば2時間という時間など必要ない。
むしろ客席に縛り付けられるのが嫌になったほどだ。
さらに言えば映画にする必要もない。(商業的にまったく意味を持たないだろう)
劇中劇を連想される演技とストーリー!
本来ならばストリートや広場で上演したほうがよほど理解できるだろう。
やはり「時代は変わった」のだと実感した夜となった(笑:sim)