2010年(アメリカ) ソフィアコッポラ作
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞
コッポラと聞くとすぐにイメージしてしまいそうだがこの作品はそんなレッテルも感じさせないくらい
スローで日常の一時が描かられている。
見ているこっちまでペースにはまり、主人公の父親と一緒にあくびをしてしまうほど退屈(笑)
ストリートムービー的な臭いもありながら実はホテルの一室を中心に動く展開は
最後までたのしい。
セレブの日常は一般人には華やか思いがちだが
ソフィア自身から見ればいたって日常茶飯事な風景にみえるのだろう。
っというか狂気に見えるのかもしれない!
本当に必要な時と喜びを感じ得るところ探しのムービーである。
しかし、この作品は一体だれの目を通して見える日常なのだろうか(?sim)