Archive for the ‘建築探訪’ Category

山邑邸

以前ブログに登場した「山邑邸」(ヨドコウ迎賓館)です。←場所は神戸!(建築家フランク・ロイド・ライトの遺作です)

ちょっと内部をご紹介します。←実は撮影禁止!(う~すみません。建築馬鹿の血が・・・・焦!)

平日の朝!誰もいません。貸切です!(みなさんもどうですか!)

どうです!ビビっときませんか。全てオリジナル。こんな統一された空間って早々にないでしょう!座っちゃいけないのを「失礼します。」

「う~ん!いい感じ。」(6角形にデザインされた椅子は包まれているせいか安心感いっぱい!)

間接照明に浮かび上がるグリーン!(窓にデザインされたマーク:銅製:::さすがヨドコウ!)

みなさん気がつきませんか?

このデザインたち・・・シンメトリーでしょ!(左右対象デザイン)落ち着きますよね!

人や生き物ってシンメトリーですよね!有機デザインの基本なんです。一見感じないものの触れてみるとわかるんです。さまざまな場所に使われていて和室なんかもデザインしています!←天井低!!(鴨居が当たりそう)

天井の高低差が高揚感を与えるんでしょう。

ちなみにこれ?何でしょう!(余談)

わかるはずないですよね!??

壁に蛇口??いえいえ、最初の写真の小塔にある換気口の調整バルブ。(お洒落~!)←おれだけか!

こんなの見るとほんとに楽しいですよね!←建築馬鹿モードばりばりです。

以前も書いたようにここはとっても大切に保全されていて震災後も苦労されながら残っています。きっと見学に行った人はなにかを感じて帰ってくるのは間違いないと思います。是非行ってみてください!!(sim)

[山邑邸]HP→ http://www.yodoko.co.jp/geihinkan/

次回はフランク・ロイド・ライト探訪ってことでシカゴ視察をお届けします!

オルセー美術館

強行ツアー1日目!チェックインして落ち着く間もなくオルセー美術館へ・・・・。(結構時差ぼけって感じで!)

さ~気合入れて行こう!!

ここは駅舎を改築して創った美術館。ルーブル美術館と肩を並べるところです。収蔵は印象派を中心ってところでしょうか。絵画も興味津津ってところですがみなさん!どうですか?この開放感!アーチ型のボールド天井から降り注がれるやわらかい光。駅舎ってこともなんとなく想像できますよね!こんな風に均整のとれたデザインって素敵ですよね。ま~建築をみたり絵画をみたりで他から見ればあやしい日本人って見えるでしょうが・・・そんなことを気にせず観察あるのみです。たしかここで遅いブランチをした思い出があります。見下ろすことのできるcafeにはかっこいいギャルソンが給仕してました。(今から思えばなんでもよく見えたんでしょうね・・・・)初めて落ち着いた瞬間です。一時して気持ちも落ち着きゆっくりしているのが2枚目の写真。芸大時代によくスケッチ癖があってなにやら書いています・・・??

覚えていません(このスケッチブックすらどこにいったやら?)

建築を見に行ったつもりが結局、美術にはまってこのありさまです。やっぱりARTっていいですね!この職業をしていなかったらきっと・・・・って思ってしまいますね←ムリだろうな!

オルセー美術館HP→ http://www.musee-orsay.fr/en/home.html?S=accesskey%3D3

ということで美術館探訪もツアーに盛り込まれ無謀な視察になってしまいました(本当に大丈夫か~!)

っで来てしまいました(ルーブル美術館!)

ということで懐かしいアルバムからのパリ視察レポートもこれで終わりです。

みなさん「時間って大切」ですよね!!

次回はローマ視察レポートを書いてみたいと思います(思いだせるかな?) (sim)

ジャン・ヌーヴェル

懐かしい写真見つけてしまいました!アルバムを整理してたら「建築界」に夢見て飛び込んだ時のもの←20年前かな?

仲間と2泊3日のパリ強行ツアーです。(休みなんかなかったからね!)

当時はパリも改造計画やらでいろんな建築家の建築ラッシュって印象でしたよ。そんな一押しがここの「アラブ世界研究所」

ジャン・ヌーヴェルがデザインしたもの!←僕の中ではリスペクト建築家!

実際見るとスケールのでかさに圧倒。セーヌ川のほとりに建つここはまるでパリの中の異空間って感じ!!←屋上から見るノートルダム寺院もとっても素敵でしたよ!←新旧いりみだれって感じ

※レオスカラックス「ポンヌフの恋人」って映画を思い出しました←すみません!横道にそれてしまいました(謝)

屋上のレセプションルームってガラス建築で、もーテンションあがりっぱなし!中に入ってもファサードのルーバー「レンズの絞り」から入る光の美しさに見とれてしまうほどでした。この「レンズの絞り」みたいなルーバーってホントに絞ったりできるんですよ!もちろん自動で日没なんかなると西日が強くなってきたときに調整するんです!←すごい

地下に行っても不思議に暗く、異様な印象を覚えています。忘れてならないのが床パターンのすごさ!ファサードに圧倒され見落としがちだけど個々のパターンも半端じゃなかったです。

いろんな雑誌とか見ていたけど実際に空間に触れるとメカニックで冷たいイメージなんかじゃなくて神聖な気持にさせてくれる暖かく不思議なルーバーでした。(sim)

また後日、強行ツアーの様子を伝えます!

ちなみにジャン・ヌーヴェルHP→ http://www.jeannouvel.fr/

アラブ世界研究所HP→ http://www.imarabe.org/