最近「建築」に携わる者として考え方が変わりつつある。
クライアントと共にする時間が増す程、変わる想いである。
いいかえれば元に「戻りつつある」と言った方がいいのかもしれない。
「ブルー」の時代を歩んで来た学生時代。
想い描いた理想の仕事をしたアトリエ時代。
(暮らしはキツかったがバイタリティあふれる仲間と過ごした時間)
混沌とした暗中の中、時間だけが過ぎた活動時代。
そんな我中流水をすぎた現在は
キラキラ輝いた瞳のクライアントに恵まれ
日々、建築夢中の日々である。
今日もそんなクライントと一緒に時間が過ごせる至福の時間があった。
「建築」は世界一幸せな仕事である。
衣食住のなかで唯一クライアントに近い所で仕事のできる幸せな仕事である。
どんなに時代や経済が変わろうと不変な生業であることは間違いない。
そのためにも本質の喜びをもっと若い人には分かって欲しい仕事である。
かっこ良く素敵なイメージを捨て去り
泥臭く地味でありながら「生み出す」幸せを学ぶべきだろう。
「建築」は世界一幸せな生業である(sim)