プレゼンテーションを終えると次のステップは基本設計となる。
プランニングが大まかな定例会でのテーマだろう。
クライアントと幾度かディスカッションを重ねてく過程でほぼプランニングが固まりつつあるが
別軸ではセクションやエレベーションなど立体的なスタディーも進む。
カタチづけて行く過程はいろんな可能性も含みながらクライアントの想いも組み込んでいく。
この写真は次回定例会での打合せ資料となるスタディ模型だ。
ファサードの印象はまとまりつつあるが残り3面のエレベーションは検討中である。
ここは、プランニングが最終決定していないこともあるが微妙なスタイルに大きく影響を与えてします。
もちろん風通しや採光など心地よさのバランスにも左右される。
建築家は自分勝手に物事を進めがちなどという記事や話をたまに見聞きするが
自分の知っている限りそのような利己的な人はいない。
みなさん丁寧に教え説明されている。
デザインの過程や可能性こそクライアントにとって求められる手法の一部だからだ。
ちなみに上記の写真はその過程である。
時間はかかるものの一歩ずつ自分や家族らしいカタチに近づいていく様はクラインとにとって
大切な時間となるだろう。
建築ほどオートクチュール的要素を含む有機物はないと感じる。
ちなみにこの住まいは現在進行中の「smart」:都市型コートハウス2世帯住宅である(sim)