Archive for 10月, 2010

受け継がれていくことの大切さをカタチにしたい(抜粋)

毎年、新しい年がくるたびに何時も思う。

社会は「伝承」によって受け継がれて行く事を・・・。

難しく考えることはなく、至って簡単な事なのだが・・・!

何となく「家」と似ている。

技なり技術なり全ての事象は先人からの教えや営みがあってこそ。

つくづく思う。

受け継がれて行くすばらしさと確かな進歩。

世の中全てが、一つの和になり繋がっているとしたら・・・

周りを見渡した時、カタチあるものは、全て必要であって

不必要なものは一つもない事に気づくはずです。(sim)

SHIRO

エントランスにいたるアプローチ?

・・・・というか!

ここは、ホールなのか?ポーチなのか?微妙な場所。

奥には、エントランスドアがあるだけ。

土間と真っ白な壁と天井。

ストイックデザインの中にウォールナットだけが際立つ空間です。

華美なデザインをやめると本質が見えてきます(sim)

Asian Box

デッキとリビングをつなぐ。

もちろん外部になるわけだが思い切ってハーフルーフを付ければ屋内的に利用可能。

利用用途はアイデア次第。

オーニングやパーゴラ・・・etc

ここはその中間的なデザイン。

奥さまアレンジの赤いテント+パーゴラ(ポリカルーフ)で日差しと雨を遮っています。

近頃はきっと心地いい風を感じながらデッキでボ~ってしてるはず??(笑:sim)

家という思い出を残したい(抜粋)

私たちカタチをつくる者としては、原風景を必ず持っているものです。

育成の過程か、あるいは志した後かは個人差があるものの

心に秘めた心情は自然と身に付いているものです。

これをいくら表現しても三者には難解なロジックであり説明もできないものです。

しかしながら「家」を欲するクライアントにたいして同調する事はたいして難しくない。

どういうことなのか?

幾日も難解な暮らしというワードを幾千も重ね、クライアントに変わってカタチ創っていく。

それは、クライアントの欲するカタチになり、けして設計者のカタチではない。

立場をかえるとその境界線というボーダーラインは不確定そのものです。

しかし、ボーダーラインがどれ?というのはこの際、問題ではなく

それがどこ位置するのか、クライアントとの程よい距離感はどの程度なのか?

「どれ?」ではなく「どこ!」が問題だと思う。

そんな家という「暮らしの芯」を大切にしながら、大切なクライアントの家をカタチづくりたいと思う(sim)

WEEKEND HOUSE

そろそろ季節ですね!!

薪ストーブはとっても魅力あるアイテム。

冬はぽかぽかと暖かく、揺れる炎が心地いい!

夏はスチールボディがひんやりと感じてみているだけでも涼しく感じます。

一年通して存在感がありますよね(sim)

COURT HOUSE

住宅に過剰なライティングはいらない。

ましてやスポットライトなど無用なアイテムだと思います。

不自然でしょうがない・・・

ぼんやりと明かりが灯る感じ・・・・

地域にも暮らしにも安心感を与えると思います。(sim)

ファサード

ファサードはクライアントとの融合デザインと思う。

設計が終わり監理が終わり残ったカタチをみながら改めて思います。(sim)

立ち止まってクライアントと思惑に深まりたい(抜粋)

クライアントは、だれもが思うはずです。

「せっかく建てるんだからじっくり考えたい・・・」

確かにそうです!

・・・・しかしながら、いざ取り組みはじめるとそうはいかないのだ。

気ばかし焦って廻りを見てしまいがち。(友人・知人・見学会・・・etc)

最悪は,メーカー営業からせっつかれる羽目に・・・。

じっくり考えれどころか自分がないまま進んでしまいます。

じっくりとは・・・どんなことなのか?

「気ままに自分の言葉でしゃべること!」

疑問や不安を希望に変えてくれたら・・・!

伝えることの自由や時間に制約されないこと。

人生の1年や2年・・・・家に向き合う時間としては、短いと思いますね。

すこしくらい立ち止まって考えるのはとてもいいことです。

じゃ~!僕らの立ち位置ってどんなんだろう?

クライアントとの距離感ってどのくらいだろう?

せっつかず・頼られて・立ち入らず・・・・!

なんとなく説明しづらいけど、共に悩み解決していくこと!

これに尽きると思います(sim)

WEEKEND HOUSEⅡ

暗くなりがちのサブホールを2階の廊下に細工を施し自然光を取り入れました。

アルミルーバー+ポリカーボネート(透明)で床をデザイン。

もちろん自然光は大屋根からのハイサイドライトを利用しています。

建築デザインとコーディネートの両軸からサブホールに明るさをとることが出来ました。

玄関→サブホール→車庫&ユーティリティ・・・といった理想の動線です(sim)

COURT HOUSEⅡ

プランニングの場合よくコーナーを大切にします。

ゾーニングと似ているのですが微妙に性質は違うものです。

より個々の資質に左右される場合があるんです。

イメージングをしながらヒアリングを重ね情景を照らし合わせて行きます。

このピアノスペースもその一つです。

中庭に面しながら廊下の隅にやや広いところをつくると楽しみが生まれてきます。

そこに、ライティング・カーテン・音楽/絵・・・も、いろんな素材や要素が相まって一つのコーナーの出来上がりです(sim)