Archive for 12月, 2010

無用のもの

エントランスドアとガルバニウムの壁。

相対する素材のコントラストがデザインモチーフとなった住まい。

いわゆるデザインする側のルールなのかもしれない。

住み手にとっては・・・・?

(家を買うという方には無用のルールだろう)

しかしわが社に訪れるクライアントはそうとも言えない。

求められるケースも多いしわかってくれる。

セーブしていると見抜かれるケースさえある。

ぼんやりではあるが個個としたイメージの指標がをお互い確認し合う。

ぶれないようにカタチをもとめていく行為そもそもがデザインなのだろうか?

カタチなのか?ハートなのか?

個々なのか?世間なのか?

ちかごろは情報という膨大な大海のなか様々な議論があっているようだ。

ただ言えることは、託した物が無用のものにならぬよう日々努力することだと思う(sim)

CASUAL

現場には様々アイテムがいっぱいだ。

先日、基礎工事が終わり軸組工事へと進んだ現場。

基礎と土台を緊結するボルトや横架材を固定する金物。

工事効率と安全性が向上している。

ここは、構造用合板を敷き詰めるためスクリュー座金を用い土台からボルトが出るのを抑制しているのだ。

その他に、建築資材にスケールを当てることは当然なのだが、標準仕様いう観点から

各現場や各ビルダーの仕様も様々だ。

大工職人のノウハウでも変わってくる。

やはり一つ一つ確認し、判断していくことは、大切であろう(sim)

URBAN RESIDENCE

昨日はクライアントとの食事会。

年末ということではないが、家づくりをスタートして初めての宴。

初めからテンションあがりっぱなしのこうたくん!

大人顔負けのボキャブラリーを連発しながらみんなの視線を独り占。

本当にかわいいですよね!!

いつもは打合せというカタチでのテーブルも今晩は料理でいっぱい。

ビルダーも交え、クライアントと過ごした素敵でとても楽しめた一時でした。

今日は、ありがとうございました!(sim・yoo)

CASUAL

青天の中、心地よい上棟を迎えることが出来た。

澄みきった現場に活気よく作業の音が響く。

クライアントの家族の声も響く。

三姉妹のゆづきちゃん・かんなちゃん・こまりちゃんの元気で溌剌とした声は現場をさらに活気づける。

いまからここで住まい、成長していくことを考えると一層の職責を感じる。

しかし、みなさんいい笑顔である!

クライアントをはじめ、プロデュースのクラシコ・ビルダーの和樂・棟梁とその仲間たちとの一時も

あっという間に過ぎ、ご家族にとって忘れられない日になるだろう。

おめでとうございます(sim)

Nature

予算調整中に並行してデザインしてきたプロジェクトの建築模型が完成した。

新しいデザインへの取り組みという中に、なかなか整わなかった事例でもある。(かなり難しい:泣)

クライアントの想いをカタチに表す時、幾度となくスケッチを重ねていく。

普段暮らしの「ゆるいデザイン」的な要素が求められた空間には、また訪れたくなるエッセンスでいっぱいになった。

クライアントともども早く実物が見たくなる思いだろう。

早朝、模型をみながら今後の巻き返しに力が入る。(sim)

ちなみにステップテラスには花台が設けられ色とりどりの香りで満たされ・・・

キッチンと繋がったBBQテラスはOUTDOOR的な機能がそなえられている。

CASUAL

クライアントとともにショールームを視察。

様々な設備があるなか、自分たちにとって必要なものを見極めて行く。

癒してくれるもの!必要なもの!便利なもの・・・

質感や肌さわりなど!

カタログでは理解できないものをここでは体感できる。

買うというより「知る」ということに主眼を置いてアプローチしていきたい(sim)

阿弥陀寺

廊下の一角にあるコーナー。

クライアントが静かに樹木の移り変わりをゆっくり愛でる場所なのだ。

ゆっくりと時間がながれ味わい深い想いにふける。

頻繁に忙しい毎日に活力や安らぎを与えてくれる。

他にも裏には巨木がある林もあり、散策するととても気持ちがよい。

ライティング計画など面白い取り組みがあるなか美しい自然を活かすアイデアが求められる。(sim)

阿弥陀寺

境内には独特の空間が広がる。

質素でありなが豊かさを感じるのは自然な想いだろう。

懐かしささえ感じる。

「動」と「静」が隣り合わせに混在しているのも好きだ。

日々の仕事の合間に打合せに訪れるここは、ある意味大切な場所でもある。(sim)

URBAN RESIDENCE

木工事が進むと並行に作業を進めるのが給排水工事。

バスルーム・キッチン・トイレなどがあげられるが、その中でもバスルームが先行していく。

ユニットバスの場合は、木工事が始まって約2週間程度で現場に納入される。

もちろん、その他についても随時進むわけだが、床下地が済むまでには、機器選定が重要となる。

今回は、高床ということで作業スペースがあらかた確保できるものの、

通常の住宅ではそうもいかないのが実情だ。

雨仕舞いが終わると電気配線工事も同時進行となる(sim)

CASUAL

天候にめぐまれ立ち上がりの鋼製型枠がバレた。

ジャンカもなく良好に仕上がっているようだ。

一部、レベラーによる破損が見受けられたが補修指示を出す。

スリーブも同時に確認が出来、現場は次第に活気づいてくる。

ちなみにベースに残っているものは、鋼製型枠をサポートする金物。

埋設アイテムなのでバレた後は、角から撥ねられる。

いわゆる使い捨てというものだ。

便利で効率良くなっていくかわりに廃棄物が出るのは仕方なのであろうか。

次は土台敷きに移り、木工事へと移行していく。(sim)