Archive for 1月 19th, 2011

CASUAL

内装工事が進む。

ナチュラルテーストをモチーフにウッディな雰囲気がテーマ。

丁寧に仕立てが施されて行く。

この気温では室内での作業がベターだろう。

リボスを使い健康に気を使っているのだが作業している職人には厳しい環境だ。

したないといえばそうかもしれないが、クライアントの一言があればきっと嬉しいはず。

職人はいったい何を思い毎日を暮らし、楽しんでいるのか?

長年、建築家の建築監理(もう何十年前になるのか)に携わって来た経験からいうと

熊本の現場監理のあり方に驚いたことがある。

職人と対面する機会がおおいのだ。

アトリエで「建築」を学びつくっていたときにはあり得ない話。

タブーとしてきた行為は、違和感を感じる。

思い出したかのように昔の調子でデザインをきめても水に流さなければならないケースも・・・。

っというか答える職人が山ほどいた。(いいかえれば毎日が戦争!)

むろん職人の感情など気にしないのが当たり前の世界。

「建築」レベルをあげるに従い人間味がなくなって行くのは昔の話ではない。

次元の違うところで今も邁進している事実なのだ。

しかし・・・はっきりいって今は必要の無い話である(sim)

キッチンに住む

DMが届いた。!

トーヨーキッチンでキャンペーンが始まる。

当社での実績の中でも数多く採用してきたキッチン専門のブランドだ。

近頃はタイルやファニチャーさらにはライティングなど設備の枠を飛び出て

インテリアとして提案型が広がりつつある。

いろんな暮らし方があるなか憧れという意識は強いが「本物」でないと出せない味わいもある。

もっと知って見てもらいたいのは、採用してきた当社としても同じ思いだ。

ざひ手にとって見ていただきたい!

アドバイザーの國津さんが丁寧に案内してくれますよ(笑:sim)

トーヨーキッチンHP → http://www.toyokitchen.co.jp/

陳内の舎

住み手が暮らしはじめて本当の「我が家」となると想う。

家づくりはそんなクライアントの暮らしをカタチづくること。

建てる前と暮らしぶりは、器の機能や大きさで多少は変わるかもしれないが本質は変化がないはず。

「自分の家だから」

と、こだわりは持ってもらいたい。

いやいや、持つべきである。

ちなみに写真は私の両親の住まい。

玄関先には解体した本家の梁が再利用されている。

「せんだん」である。

職人による手仕上げで下駄箱や椅子などを創ってもらった。

仏間に至っては床の間の中央に漆塗装の祠と家族みんなで仕上げた大梁。

漆喰のホリゾントにいい感じだ。

そんなデザインのなかに暮らしが入って一層暖かくオーガニックな雰囲気を出しつつある。

「やっぱり家が一番」ということになるのか!

自然体で創り上げるカタチは美しいものである(sim)

ちなみにオリジナル照明は「Taijirou」作!

ホームページ→ http://www.open-cafe.com/taijiro/index.html