Archive for 3月 28th, 2011

URBAN RESIDENCE

シンメトリーはデザインの基本だと想う。

彩色や異素材が持っている質感などからも受ける印象は違うもの。

2塔のボリュームは吹抜けを持つホールと階段室。

スリットから入る風は南北に抜けながらもスキップフロアの間を抜けていくだろう。

南に面したハイサイドライトからは朝日と共にエントランスホールを明るくする。

インナーコートから見るカツラは陰影が美しいはずだ。

もうしばらくすればこのストーリーの答えが出る。

クライアントのみならず待ち遠しいのは自分だけではないはず!(sim)

URBAN RESIDENCE

家ごとにデザインを変える作業は厳しいものの

コーディネートは楽しい。

使う素材は様々あるもののデザインする側で印象も変わってくるものである。

ちなみにEIIEのデザインは、素材を活かしきれているのかふと想うことがある(笑)

現場に訪れ職人の傍ら一点を見つめることが多い。

(その場合、誰として近づかないものである。)

今日は、URBAN RESIDENCEに行き化粧板とアルミアングルの質感を見ることが出来た。

コーディネートでイメージしたものと寸分変わらないことに安堵感さえ感じる。

クライアントとの長くしてきたミーティングの結晶なのだろう。

それにこたえる職人には感謝の気持ちでいっぱいになる(sim)

陽だまりの舎

畳スペースに設けた下がり天井はシナ合板でデザイン。

クライアント曰く、吹き抜けに突き出た部分がポイントだそうだ。

正方形にグリッド化された目地が壁面へと繋がっている様は、面白いと想う。

漆喰をほどこす空間にひときわのアクセントとなることは間違いないだろう(sim)