スチールプレート4.3mm(亜鉛メッキ処理)だ。
ファサードに使う庇に相当するキャノピーはブラックに塗装されキレのあるスタイルになるだろう。
先端処理を施すため加工に入り近日中には取り付けられる。
明日は現場での工事定例会。
原寸の空間に入り実感もわくことだろう。(sim)
ずっと暮らせるいい家づくりを追求する、熊本市の注文住宅設計事務所 EIIE(イイイエ)のブログです。
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早朝、現場へとやってきた。
電設打合せのためだ!
大工による天井下地組が始まると隠ぺいする配線やスイッチ・照明といった
設備配線工事がはじまる。
企画住宅といった一定のスタイルを持たない内容は
その都度クライアントや家族の暮らしによって配光や使い勝手など変化していく。
現場による目視指示が基本となり設計図通りに作業を促しながら進めて行くこととなる。
いわゆる現説というものだ。
みなさんは知らないかもしれないが設計事務所の仕事の成果品に設計図書がある。
監理を進めて行く上で優先事項という上下関係のカテゴリーが存在するのだ。
一般図書<仕様書<特記仕様書<指示書<議事録<現場指示というように
図面や指示にも優先順位と効力の違いが存在するのだ。
そんな現場における指示は大変重要な位置を占めながらデリケートな扱いとなり
最終決定を決めるポイントととなる。
クライアント!UBかっこいいですよ!(笑:sim)
smartの主要構造部検査が行われた。
民間保証会社の現場立ち入りによる仕様確認である。
前回のブログ同様いろんな立場での検査が要所要所で行われクリアしないと先には進めない
約束となっている。
設計図通りに施工され保証基準にあったものは完成後保証対象物として認定される。
いまでは当たり前のことのように行われているこの作業。
クライアントからしてみれば第三者が入ることで一定の安心感が得られるだろう。
家というのは一度完成するとなかなか補修や変更が出来ないモノである。
車などに比べ買い替えるというわけにはいかないのだ。
そのために保証という安心は必要なのだが
その前に完成途中で検査や目視による指摘をおこない
瑕疵工事を未然に防ぐという行為が大切だろう。
とくに地盤や基礎・主要構造などは必然と厳しくなるのは長い目で見ると時間をかけ
丁寧に行っても損することはない。
家づくりに携わる関係者が多いほど情報量も多くなり事故も防げるだろう。
営業マンだけが管理するメーカー住宅とは区別して考えるべきである(sim)
ちなみに三枚目の写真はリビング吹き抜けに設置した「棟札」:神様である:パンパン!
外装材準備も完了し現場は着々と進行している。
ガルバニウム鋼板(断熱裏打部材)でくるんだ外壁とレンガタイルによるシンプルなBOX型住宅である。
内部工事も同時に進めながら今日は断熱工事のチェックへと訪れた。
住宅設計において断熱材は重要である。
標準仕様としている吹き付け型発泡ウレタンは隙間なく施工することが可能!
省エネ時代を背景に将来義務づけが予想されるだろう。
三枚目の写真はレベル表示された作業用シート。
これならば作業する側の効率アップに繋がるだろう(笑)
断熱材のおかげで内外の外気温との差は歴然である。
注意すべきは壁面・天井面だけではなく緊結金物の端部にも施さなければならないこと。
施工時における隙間を丁寧に埋めて行くこと!
そんな専用アイテム(上段中央写真)を使いつつ家全体の性能基準を満たしていくのだ。(sim)
トーヨーキッチン熊本ショールームにてsmartの現場定例会を行った。
朝から家族皆さんそろっていただき
暮らしのコアとなるキッチンを検証・確認して頂いた。
中でも高さや使い勝手などは毎日使う設備とあってアドバイザーの國津さんと共に
時間をかけゆっくりと判断してもらう。
あながち流れ作業的に進む設備メーカーとは違い
丁寧な説明と経験を交えたヒアリングはキッチン専門だけあって流石である。
デザインももちろん重要だが機能的なレイアウトやコンセプトもしっかりしている。
特に3Dシンクは調理作業のバリエーションを広げてくれる。
クライアントも納得の機能だ!
これで気になっていたキッチンの仕様が決定(お疲れ様です:笑)
横ではちあきくんやまひろくんもしっかり打合せを見守っている:笑
そんなゆったりとした時間の中、皆さんでプリンを頂きながら終始和やかな定例会となった!
皆さま!おつかれさまでした(sim)
今年最後の現場定例会を行った。
軸組工事が現場で進む中、素材やアイテムを確認しながらの定例会。
今日はご両親も参加できて、とてもよい時間となった。
現代風な素材をつかったモダン空間に味わい深いタイルをチョイスしていく。
いわゆる「焼き物」という素材は温かみとクラフトマンシップな印象をうける。
手づくり感からくるアイテムによる空間は、きっと心地よいカタチになるだろう!
そして家族みんなが集う場所になるのである。
クライアントの思考を見極めながら
提案していくモノは、まるでパズルを組み合わせいるかのようだ。
ある一点がハマったとき「カチッ」という音が聞こえる。
クラインとも同時に聞こえるはずだ。
(シックリいくということだろう:笑)
けして決めることをクライントに任せるのではく、
プロによる提案力と決定力こそが設計に求められる事象なのだ。
そんな質感を少しずつ重ねながらカタチになっていくことだろう(sim)
smartが棟上げとなった。
都市型二世帯住居というカタチはライトコートを取り入れたスタイルだ。
通常ならば隣地にそって2m程度の目隠塀などを設けるのだが
建物本体にその機能を取り込みプライバシーを確保している。
2階テラスから望む外部吹抜け空間は圧感である。
今日は曇天の中、クライアントによる昼食も用意され
ビルダーをはじめ大工方々と時間を共に出来た。
早朝からクライアントによる行事も無事すまされ
最良のスタートとなった。(おめでとうございます!)
内部中央に吹抜けをレイアウトされたリビングは思い通り採光を確保してくれた。
これから軸組工事が進むにつれてそのカタチも現れてくるだろう。
そんなご家族みんなの想いがつまった
カタチが現れはじめたいい日となった。(sim)
今日は