Archive for the ‘映画雑観’ Category

ライフ・オブ・パイ

2013年 アメリカ 監督:アン・リー

子供のころに感じた想いを思い出しました(笑)

この世の中は不思議で割り切れないことばかり・・・・

大人に成長するにつれてその事さえも感じなくなっている今を

少年と虎を通して気付かされました!

しかし・・・世の中の営みが割り切れるとしたら

それ以上に幸せなことはないかもですね・・・(笑:sim)

007スカイフォール

2012年 イギリス・アメリカ 監督:サム・メンデス

どの世界も世代交代がありますね~。

役者だったり監督だったり・・・・いろいろです。

そうして50年間ジェームズボンドがスクリーンの中で活躍しているのにはビックリです!

それにもまして冷戦が終わって時代が変わっても

富や資源をめぐってのいろんなもめ事があるのにもさらにびっくりでしょう!!

テロやサイバー攻撃・・・売国奴・・・・(怒)

ま~結局人と人との因縁っていう欲というか・・・悲しいことでしょうか現実的ですよね~(泣)

50年たっても一向に世の中が良くならないのは、

けしてジェームスボンドの活躍不足ではないのは確かの様です!(笑:sim)

恋のロンドン狂騒曲

2010年 アメリカ・スペイン 監督:ウディ・アレン

ロンドン♪ロンドン♪ユカイナ・・・・ロンドン∝♪

・・・ということで今回はロンドンを舞台にした一作!

いい大人が????よくやりますね~(笑)

終始アレン節というか出口のないパラドックスに陥ってしまいます。

ま~好きですね!このやりとり!!

今度は三部作最後のローマにいってみましょう!!(sim)

人生の特等席

2012年 アメリカ 監督:ロバート・ロレンツ

グラン・トリノ以来の作品にうれしいかぎりです。

往年のスターで現役活躍するただ一人の俳優!

(やっぱりカッコいいですね!:笑)

今回は大リーグスカウトマンを演じながらいろんなテーマを含んでいます。

親子の関係・家族と仕事・妻との別れや娘への愛情などイーストウッドの視点を通して展開していくストーリーは

次第に核心に触れながら温かく包まれていきます。

もしかするとこれが現役最後の作品になる?と想わせるほどの迫力には見入ってしまいます。

いろんなCGや技術革新によりハリウッド映画のスタイルも変化しています。

俳優としての誇りや真眼などどことなく薄らいでいっている昨今に重ね合わされる作品でしょう。

若い俳優陣に席を空けながらそ~っと去っていく去就などを想わせるラストシーンはグッとくるものです。

このことが人それぞれにとっての特等席ならば

いつも傍らにあると信じたいものですね!!(sim)

ヱヴァンゲリヲンQ

2012年 日本 総監督:庵野秀明

どこかで観たシナリオ・・・・?

やっぱり好きな方が楽しむべきモノなのでしょうね!!(笑:sim)

ワッゲンオッゲン(女たちの都)

2012年 天草 監督:禱(いのり)映

NOT LONG AT NIGHTにつづき熊本・天草を舞台にしたストーリーは

地元牛深に生きる人たちの奮戦記というべきでしょうか!

女性パワー全開にタジタジしてしまいそうです(笑)

ちかごろはB級グルメやゆるキャラなどいろんなアイデアが地方で生まれています。

生み美しい島国におけるカルチャールネサンスというべき取り組みから

今回のようなプロジェクトが一役買うことでしょう。

牛深が天領だったことも今回初めて知りました。

(きっと豊かな国だったんでしょうね!!)

そして遊郭なる存在も・・・・

おもえば熊本に暮らしながらあまり知らないことばかりです。

だとするとネット社会に翻弄させがちな中央文化より面白いことがいっぱいありそうな

印象を受けます。

きっと現地に赴けばわかることかもしれませんね!

このようなロードムービーをみればやっぱり行ってみたくなるのはしかたありませんね(笑:sim)

最強のふたり

2011年 フランス 監督:エリック・トレダノ

とっても感動です!!(今年一番・・・笑)

自立することへの素晴らしさや友情にも似た信頼関係といいますか・・・・

相手に対する接し方・家族への想いなど

へたくそでも自分らしく屈託のない人間関係を見事に表現しています。

それは希望という光を登場人物一人一人にスポットをあてながら

最後にはみんな全てがストンと落ちる納得の答えを感じたからです。

なかなかこのような複雑な心情的ストーリーをまとめた作品には、巡りあわないと想います。

きっと何度見てもスカッとすることまちがいない一作です!(笑:sim)

追伸:音楽もサイコーです!!

NOT LONG AT NIGHT

2012年 熊本 監督:遠山昇司

とても難解(いくつもの答えがあるので・・・)です?

ほとんどが観る側にその答えを迫りながら

卑怯にも委ねることを主眼に置いているところ辺りは、次第に気持ち悪くなってしまいます(笑)

ロードムービーといいながらも

やや脱線している感は否めないのも狙いかもしれません?

女の行く先々で出会う人達が発する言葉やイメージそして疑問質問など

日常に隠されたワードを手掛かりに様々なことを思い出させます。

幕が上がったころの暗くて怖い風景など・・・・もそうでしょう。

ラストシーンの美しい海もそうでしょう!

そんなどことなく叙情的で不可思議なストーリーに引かれながらラストシーンに至ったとき

不思議に心地よくスカッとした気分になるのはちょっと驚きでしょうか?

実験的な人間ドラマとしては面白いな~っと、あまり深く考えないことが一番ですね(笑)

じゃないと人生面白くないですよね!!

世の中「希望」に満ち溢れていると想います(sim)

それでも、愛してる

2011年 アメリカ 監督:ジョディ・フォスター

誰もが心の病になれば助けが欲しくなるものです。

ところが家族でもなく友人でもない、ぬいぐるみに人生奪還を賭けるあたりはコミカルで明るく描いています。

もっとも違和感バリバリの演出にだんだん引き込まれていくのは、流石と言ったところでしょうか(笑)

しばし笑いも起こるし悲しくもなります。

ときにはホラー仕立ての演出には路線変更かな?っと思うほど・・・・

16年ぶりに監督として復帰したフォスターらしいスタイルはどことなくやりきれない家族の心情を

よく現しているでしょう。

どんなカタチになったとしても家族のぬくもりほど、ありがたく心強いものはないという

スガタを感じさせてくれます。

やっぱり人は、人と支え合って生きているのでしょうね!(sim)

アシュラ

2012年 日本 監督:さとうけいいち 原作:ジョージ秋山

平和っていいな~!

を表現するにはいろんなカタチがありますがこのカタチでいいんでしょうか?

やるからには原作発表当時のスガタがベターと考えたのでしょう?

いまいち時代遅れ感が残ります。

さすが!さとうけいいち、らしいつくりも見どころですが

やっぱりCGらしさが跡をひきますね。

できればもっと長編にしてほしかった(泣;sim)