Archive for 6月, 2011

KURO SECOND

奥様セレクトのペンダントは思いのほかマッチングしている。

当然というべきかみんなで同じ方向性を観ながら家創りに取り組んでいる様が感じとれた。

キングの王冠をモチーフにしたアイテムは初めてみるもの。

今回の定例会もアイテムセレクトにディスカッションが盛り上がった(笑)

そんな一場面・・・

テンションあがりすぎ(笑):ホントに仲のいいお二人です!

少しずつではあるが本当に少しずつ自分らしさの家が出来つつあります。

来週もがんばりましょう!(sim)

KURO SECOND

ご主人の書斎の仕立てにいろいろ考えさせられている。

一坪程度の空間の彩りと心地よさを支える素材は様々なものが融合しながらカタチとなるものです。

特に和に関しては奥も深くやりすぎてもダメでしょう。

洋には無い深さと奥行きがあると想います。

それには佇まい的な内外からうける静かで感じられる趣が大切です。

窓辺から見える景色も時事変わってくるもの。

住まいの暮らしには彩りと居心地のよい場所の両輪が必要。

そんな場所を幾度も創ってきても

クライアントに沿ったデザインは日々変わっていくもので常に考えさせられる近頃です

近く書斎の机につかう銘木を探しにうろうろしたいと思います!(笑:sim)

X-Men: First Class

2011年(アメリカ) マシュー・ヴォーン作

言わずと知れたアメリカンコミックのX-Men第5作目である。

最近はシリーズ完結という形ではなくスピンオフ作品や起源をテーマにしたものが多い。

特にこのようなコミックシリーズものには、打ってつけだろう。

一概に言えないものの興行収入が良く見通しがつけば発起するというビジネス的なものがほとんどだ。

(BTTFも2作目からは、そうだろう:泣)

観る限り原作に沿ってはいるが忠実ではないのが現実。

ヒーローものから超人もの・・・アンドロイドやトランスフォーマーもの・・・

しまいには神様まで出てくるのだから

何でもありのアメリカそのもの!(笑)

この作品もそんな何でもありの設定が終始観る者を釘づけにさせる?(フリーズというべきか・・・)

アクションやCG カットやワーキングなど監督の技量なっどほとんど裏に隠れストーリー展開も?という感じ。

救えるのは前4作があるためなんとなく納得しながらみることができる。

感動こそしないものの本当にコミックを観て楽しんでいる心境に成ることは確か。

配役としてケヴィン・ベーコンが唯一存在感があるものの締りの悪さは??である。

しかし、魅力的な雰囲気は圧巻でぜひ次回の主演を期待したいものである。(sim)

ちなみに彼の父は建築家(都市計画家):エドモンド・ベーコン(2005年没)である。

陽だまりの舎

2011年:6月

夕暮間近、そこに訪れると西日に照らされ静かにたたずむ姿があった。(sim)

KURO SECOND

ガルバニウムの壁が出来つつある。

メンテナンスフリーの素材から受ける印象はクールで重厚。

次第にカタチが現れながら当初のイメージに近付きつつある。

そんな現場に散歩の・・・・!

クライアント家族が飼う愛犬ジャイ(こちらもブラック:笑)

しかし内部空間は驚くほど明るく、味わい深いものに成るだろう。

これからの仕立てが楽しみである。(sim)

KURO SECOND

京都からタイルが届いた。

それは色鮮やかで釉薬の味わいが深い。

イメージ通りのそれはきっとあの場所に活かされ輝くこととに成るだろう。

和の佇まいに欠かせないアイテムを使い、いまから生まれる空間が

とてもモチベーションをあげてくれる(笑:sim)

Black Swan

2010年(アメリカ) ダーレン・アロノフスキー作

プリマドンナを夢見てダンスに生きる少女の苦悩と可能性を描いている。

芸術創作というには、過酷な現実と仲間たちの狭間で次第に狂気へと闘いながらも

夢への可能性を胸に打ち進んでいく様を描いている。

葛藤の表現が鋭くよく表現されている。

驚くのはストーリーがいわゆるサイコスリラー的な要素があることだ。

これには驚かされたし必要性も考えさせられた。

自分の妄想から生み出される魔物(ここではブラックスワンだろう)に狂気となっていく様は

アンジェイ・ブラウスキー作「ポゼッション」とだぶる感覚がある。

(こちらはサスペンススリラーといってよいだろう)

視点をかえれば表現しやすいだろうが演じる俳優の技量が問われるはず。

主演のナタリー・ポートマンはその役を見事に演じ観客を魅了したことは間違いないだろう。

彼女はこの作でアカデミー主演女優賞を得ている。

全編そのような緊張感の中に観る者を引きずりこむ手法はさすがというべきか

少々疲れ気味になる最後に天空からさす美しい光で主人公ともども救われる感が一番印象に残る!(sim)

Nature

足場がなくなり住まいのファサードが現れることとなった。

白亜な外観は淡いベージュを基調にチョコブラウンとコンビな関係でコーディネートしてる。

全体的にはキュートなモチーフをアレンジしながらコーナーをデザインしていった。

今回はスキップフロアであるスタディスペースが住まいの中心的な場所。

ここにいればどこかに家族の姿を見渡せる。

子供が安全に過ごせる場所である。

お庭のデザインも今日から進むであろう(sim)

トスカーナの贋作

2010年(フランス・イタリア) アッバス・キアロスタミ作

久々に秀作を観ることが出来た。

冒頭から引き寄せられるストーリーと展開は終始考えさせられる内容。

美しい北イタリアを舞台に日常の一時を切り抜き永遠のテーマである「本物以上の贋作」について問い求める掛け合いは面白い。

新作発表のために訪れた「作家」

ギャラリー女店主の「シングルマザー」

二人の会話劇は観る者を深く心境に導く術がある。

その中でもテーマに対する視点を変えながらの

会話やカメラワーク・登場人物や風景などキャスティングや視線の移動はすばらしい。

何気ないカットの中には様々な含みをもたせ対比する映像はとても美しい。

たとえば、シングルマザーの視線の先に座る作家に対する苛立ちを表現しながらも、

その視線の先で行われているこの上ない幸せな結婚パーティの穏やかさ。

窓越しに感じとれる感情の起伏や構図はすばらしい。

特に映像を見る限り日常を描いているように感じるが実は非常に計算尽くされたものを感じる。

さらには永遠のテーマに向き合いながら進めるストーリーは必見。

長い時間を費やし遠い場所まで逃避行的印象だが

これもシングルマザーのギャラリーから30分程度の場所を舞台に

昼過ぎから夕方にかけた短いタイムワークストーリーとなっている。

いつしか偽りの夫婦を演じる二人は次第にテーマについて求めながらも自らの視点や感情を変えながら

自分を見つめなおし、本来の「贋作以上の本質」を見極めて行くこととなる。

それは、キアロスタミにとっては新境地になることは間違いなく次作が楽しみである。

余談になるが主演のビノシュはこの作品でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞している。

彼女を最初に観たのはカラックス作アレックス3部作の「ポンヌフの恋人」:1991年

(渋谷のシネマライズ:北河原温作の地下にはカラックスの直筆サインがある:笑)

パリで一番古いポンヌフ橋に住む住人と夢を追い求める女画家の純愛ストーリー。

今日の彼女を観る限り当時と何一つ変わることなく美しい輝きを持っていたことに嬉しさとすごさを感じる。

やはりこの作品は言うまでもなく幾度も観ることが出来る秀作といってよいだろう(sim)

KURO SECOND

今日はクライアントとコーディネート三昧(笑)

カーテン・ライティング・壁紙・カラーリング・たたみ・タイル・・・。。。

様々なサンプルを手に取り・・・

スケッチを描いたりと、ヒアリングを兼ねながら好みとコストを両輪にディスカッションです。

日本では手に入らないもの・・・

京都の味わい深い焼き物タイル・・・

美しくかわいいクロスなど・・・

時間を忘れ3人でもりあがりました(笑)

空間を創る上でカタチも大切ですが

彩りや相性など自分らしさの色付けはとても大事なことです。

そこの居てしっくりくるのが一番ということでしょうね。

それにはいろんなアイテムを見聞きし知ることも必要です。

今日は忙しい中ありがとうございました。

次回、楽しみにしておいてください!(sim)