Archive for 2月, 2012

デザインモチーフ

デザインモチーフというワードを皆さんご存知だろうか?

建築家にとって「カタチの成り立ち」の上位に位置する「こだわり」ロジックの一つである。

私自身アトリエに務めていた時代、妹尾先生より学んだ「こだわり」でもある。

妹尾建築事務所HP→ http://m-seno.com/

中でも「屋根」にこだわる!

というロジックワールドには深い想いと可能性が存在する。

「暮らし」=「屋根」と言っても良いだろう。

「力強く暖かい」家族や暮らしを守る鉄壁のモチーフとしても存在し

「佇まいと美しさ」といった「美意識」のカタチである。

そんな日本建築における美しさはクライアントのみならず

街区や地域に取ってより良い環境を生み出すモチーフと信じている。

「美しい屋根」には、本来の家づくりの本質が詰まっている。

それを克服しながらクライアントの求める暮らしがしっくりした時

我々やクライアントが求め探すカタチとなって現れるだろう。

そして今新しいカタチが産まれつつある(sim)

COZY

工事契約のため被災地より一時帰省されたクライアント。

(日々お疲れ様です!!)

最近は、仕事も落ち着き4月から始まる家づくりへと想いが募ることだろう。

設計図書・建築模型・工事契約書など

理想の家づくりが現実となるアイテムが揃い

4月1日11時 待望の地鎮祭となる。

約一年に及ぶ設計期間とその間の長期出張。

思い返せばいろんなこともあり、より多く見学会に赴いて頂いた。

今年、夏完成を目指す!

今日は遠いところありがとうございました!

そして理想の家に邁進していきましょう(sim)

Whity

今日はクライアントと共に現場にやってきた。

事務所を飛び出し原寸を感じながらの定例会である。

間取りを一緒に歩きながら窓の大きさやガラスの種類などいろんなことを伝えて行く。

我々プロは完成予想図がきちんとあるものの

クライアントにとってなかなか難しいものである。

そんなクライアントの手をとって出来る限りジェスチャなど交えながら表現していく(笑)

そうすることで図面ではわからない立体という感覚が次第にのみ込めて行くのだ。

とくにリビングを中心に上下左右に空間がつながりほとんど平屋暮らしといったところだろうか!

リビングにぽつんと立つお二人をみればその空間性がわかるだろう。

多段立体階層といったいわゆるスキップフロア建築。

奥さまも終始ニコニコされながら家づくりが楽しくてしょうがないみたいだ。

ラスティックな空間などインテリアの話は尽きないが

現地での定例会はとても大切な時間である!(sim)

アヴァンタイム

最近愛車の具合が良くない(泣)

来月車検をむかえるセニック(1999年造)

熊本でルノーメンテナンスをしているSHOPへとやって来た。

セニック!

いがいと癖のある車である。

今回の車検を乗り越えしばらく付き合うか?

いっそのこと乗り換えるか・・・?

迷いつつ来てみると其処にはアヴァンタイムが・・・しかも双子で(驚)

かなりマニアックな品物(発売当時真剣に考えたフランスカーだ)

最近は新型には興味なく1980年代のデザインに乗りたくてしょうがない。

隣には5(サンク)バカラもある(驚×2)

ヒューマンサイズとプロダクトデザインの魅力。

時代が変わっても手に触れればわかるものです。

今に無い魅力に

敷地をうろうろする幸せ(一種不審者かも:笑)

しばらくすると中から男性が・・・!

じつはセニックを御世話してくれた松原さん(お久しぶりです)

懐かしい話に時間も忘れ吹雪そっちのけで時間が・・・・(笑)

乗り換えを考えている私に一言!

「是非セニックを乗り倒して下さい・・・・!ニコニコ」

まさか商売そっちのけでお客を悟すとは・・・!

ほんとに古きよきフランス車が好きなんだと思った一時だった。

もっと居たかったが本来の目的地に向かう雪まじりの午後でした(楽:sim)

ちくちくメール

日赤献血ルームへやってきた。

偶然通りかかった際に以前、携帯電話にとどいた「ちくちくメール」を思い出したのだ(笑)

このメールは登録さえすれば全国の血液不足の際に直接献血者へと届くシステム。

私自身よく此処へ訪れる。

人はモノを工夫や創造しながらカタチを創って行く。

街を創って行く。

しかし自ら生み出すモノは、限り少ない

悲しいかな「命」ぐらいしか思い当たらない。

ならば自分の一部を切り離すことで「生」への繋がりが産まれるかもしれない。

「建築」を学び続けつくづく思うことだ。

コンクリートや木材または鉄骨など自然から得たモノをつかい練金していく。

多くの人の助けを受けスガタが出来て行く。

あまり大儀なことではない!

そもそもメールをもらって今日まで忘れていたのだから失格だろう!(泣)

日々日々考えるロジックが錯綜し思考を整える時にもここに来る。

90分程度の時間は自分に取ってもの静かで自分に向き合う大切な場所である(笑:sim)

smart

smartへやってきた。

エアコン先行配管を現場にて打ち合わせするためだ。

以前基礎工事に施したスリーブを活用しレイアウトと配管経路を指示する。

そんな合間にリビング上部を見上げると空間いっぱいの青空が飛び込んで来た。

市街地密集地域とあって景色は望めないものの

コートハウス型ならではの自然を感じる。

イメージ通りの採光と心地よさ。

改めてイメージングした頃を思い出す一時を感じた瞬間だ。

棟梁と一緒に光でつつまれる居間において

打ち合わせがつづく!(sim)

COZY

COZYの設計図書の製本が届いた!

明後日、一時帰宅されるクライアント。

春から始まる着工にむけて施工会社と工事契約に望むためだ。

ゆっくりでは、あるものの約1年かけて打つ合わせをさせていただき、待望の着手となる。

そんな想いや期待が詰まった設計図書。

クライアントのみならず楽しみでしょうがない(笑)

夏完成を目指す(sim)

smart

キャノピー(ひさし)がついた。

亜鉛メッキスチールを加工しファサードに取りつける。

間延びした表情に一点のラインが入る。

スマートなデザインは、機能的に抜群である。

ガルバニウムと煉瓦との中間に位置づけた理由はもうしばらくするとスガタを現すだろう。

エアコンの先行配管がしばらくすると入り

仕上げへと移行していく。

全面ガラスブロックとなるリビング上部の吹抜け空間も楽しみの一つだ。(sim)

Kartell

トーヨーキッチン熊本:川添店長が来社された。

熊本ショールームで行われるイベント告知のためだ。

「キッチンに住む」というコンセプトのもと、キッチンのみならず

様々なアイテムを取り入れて「暮らし」を提案している専門メーカー。

今回Kartell(カルテル)の家具やアイテムをプライスダウンするというもの。

高価なモノだけあって実物に触れる機会が少ないものの

今回のイベントにおいて見聞きするチャンスである。

トーヨーキッチンHP→ http://blog.toyokitchen.co.jp/news/2012/02/kartell_1.html

COLOR

COLOR最初の設計定例会が行われた。

平屋暮らしをテーマにスタートしたプロジェクトはスタイリッシュな趣と

家族みんながほのぼの過ごせる空間とが丁度いいバランスになるようにデザインされている。

そんな今日は奥さまメインの場所ともいえる

トーヨーキッチンショールームへとやってきた。

初めて訪れるとあってアドバイザーの國津さんには、

特徴や利便性などキッチン専門メーカーであるノウハウを教えていただいた。

暮らしの中心となる「食」というスペースは、日々暮らすうえでは「核」となるべく場所。

健康や幸せに直結する大切な場所である。

私自身も「食べる」という行為は暮らしの中で大切で上位にいちするものと考えている。

デザインは単なる表層ではない!

内面から浮き出るスガタだと信じている。

そんな想いもあってクライアントにはカタログなどではなく

実物に触れ感じていただくのが一番だろう。

今日は、お忙しい中ありがとうございます。

そして来週から本格スタートする「家づくり」!

ヨロシクお願いします。(sim)