HP住宅模型ショーケースの実績を更新いたしました(sim)
ずっと暮らせるいい家づくりを追求する、熊本市の注文住宅設計事務所 EIIE(イイイエ)のブログです。
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UNIT
UNITの建築模型が完成した。
基本設計をはじめて2作目となる。
マイナーチェンジをふくめながらユニット自体に機能性とボリュームバランスを整えて行く。
各個室がユニットとして現れるカタチは多少シンボル的な意味を持つだろう。
この姿をどうとらえるかというのはいわばクライアントの主観次第ではあるものの
建築デザインにおいてはその領域は非常にデリケートなロジックでもある。
壁面のカラーコントラストに加えアルミルーバーをポイントして採用。
通風や日差しから受ける陰影の美しさは、必ず美しいものになるだろう。
あわせてプライバシーを確保するというような主観的な条件を美しく整えるには客観的な操作を
幾度も繰り返しながら徐々に近づき見極めていかなければならない。
そんなお互いの想いがカタチとなりしっくりまとまれば基本設計は完了する。
もちろん別次元においてコスト収支も非常に大切なファクターでもあり抑えるべき項目だろう。
その3つが整うことが次へのステップへの条件ということは間違いない。
しかし本当はその前に見極め感じるべきことがある。
その大切さを我々モノ創る者は謙虚にうけとめクライアントに示すことが本来の責務になるだろう(sim)

COZY
COZYクライアントのご家族と久しぶりの設計定例会となった。
(おかえりなさい!)
概算予算や間取り・大枠の設備や庭づくりなどの資料が出そろい今日で基本設計完了である。
住まいのプロポーションも大変気に入って頂いた!
明日から実施設計がスタートする。
今日は、そんな資料をもとに重ねてクライアントの暮らしに対してのお話を聞かせていただいた。
素材に対するイメージや個室に対するコーディネートの想いなど・・・・
さらに深く設計していく上では欠かせない情報でもあり共有したい内容。
積み上げながらの作業がひと段落つきデザインとコストがリンクしたことになった。
すなわちイメージというファジーな想いが数値という定数で表現されたことになる。
今後の実施設計では、行数的な構築がさらに進み、
使い勝手や暮らしあったカタチとなりクライアントの求める住まいへとなっていくだろう。
そんな意味で今日の定例会は、とても貴重で良い時間となった。
みなさんお疲れさまでした!(sim)
・・・・・・・
週末、KURO SECONDに集まりクライアント同士の話はきっといい時間になるでしょう!(笑)

COZY
COZY3部作目のカタチが完成した。
プレゼンテーションさせていただいてから4カ月が経過したことになる。
(着工まで残りあと8カ月だ)
クライアントとのディスカッションを重ね、快適性やライフスタイル・・・・
近い将来や今後の家族構成の変化など
未来を想定すべきことは、日々様々である。
だからといってそのままカタチにするわけもなく思考と技術を交差しながらスタイルは整って行くものである。
このようにカタチのプロセスを検証するのはとても面白い。
単にファサードだけ挙げても構成自体の確立とマイナーチェンジによるプロポーションの変化。
塀や樹木の配置や高さなど・・・・
住まいの印象はだいぶ変わってくるのがわかるだろう。
しかし、確実に言えるのは、手をかけた分、良い方向に進んでいるということだ。
これは現場だけにあらずテーブルワークも同じことなのだろうし・・・・
思考についても
同じ道を堂々巡りしながらも
コンプリートに近づいていく指針になるに違いないだろう(sim)

Harmonize
完全二世帯型住宅である。
一月前にクライアントであるご主人の依頼で今日、プレゼンテーションをさせていただいた。
与えられた設計条件は厳しいもののやはり完全独立型の二世帯住宅には興味がある。
実は私の実家も同じスタイルなのだ!
ほかにも第一種低層地域とあって建ペイ率や壁面後退などの規制がさらに拍車をかける。
そのなかでこだわりたいのは独立した形からなす居住性と暮らしやすさ。
車庫はどうしても欲しい機能!
それに平屋である親世帯のユニットに2階が重なることはどうして避けたかった。
家族構成など踏まえながら3LDK+アトリエ&2LDK(客間付)という間取りも実現できた。
概算予算や資金計画・保険や登記関係の予算配分を考慮しつつ今日のプレゼンテーションがすすむ。
クライアントから一カ月という時間を頂きロジックを組み立てながら出した結果は、
自画自賛ではあるものの解ききった感を受けるに至った。
これを機に家族みんなの家づくりが進むことを願うばかりである。
クライアント!今日はありがとうございました(sim)