スタディ模型が出来た。
プロジェクトを進めるにあたっていくつかのプロセスが求められる。
そこでプレゼンテーション後何パターンかの模型が登場する。
これは今年オープンしたばかりのセレクトSHOPである。
複合店舗となる今回はcafeが併設され街角をさらに活気づけてくれる。
今回はそのプロジェクトの2期工事となる。
その後、コンプリートする全体像の青写真もあるものの中心地がガラリとかわり
人の流れも変わることは間違いないだろう!(sim)
ずっと暮らせるいい家づくりを追求する、熊本市の注文住宅設計事務所 EIIE(イイイエ)のブログです。
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いよいよ「smart」がスタートする。
都市型コートハウス二世帯住宅というプロジェクトである。
計画をスタートして約3が月が経った。
(このスパンは非常にタイトなものでクライアントの協力なしでは難しい設計期間である)
しかし毎週もしくは隔週行われる設計定例打合せにご夫婦ともども打合せをさせていただいた結果、
設計仕様やコストバランスならびに資金計画にいたるまで確認が終わり
本日、着工の目途がついたのだ。
来月初めの着工までには、仮引越しや母屋解体などのハードルがあるが
幾度も打合せで重ねてきたカタチが実現する喜びは、
クライアントにとって家族にとってやはり嬉しい限りである。
そのことを想えばさらなるアイデアやデザインに対するモチベーションは高まる一方だ!
今日はお疲れさまでした!(笑:sim)
建築模型に素材やデザインをほどこしプロポーションを検証しています。
これは都市型コートハウス二世帯住宅「smart」の模型。
クライアントとの定例打合せで幾度も間取りや使い勝手それに素材感など打合せを重ねて行ったカタチです。
シンプルながら要所にこだわりを取り入れ空間を構成しています。
とくに中庭あたりの趣が特徴的かと。
実際に使用予定の外壁やタイルなども取り寄せ比べることで現実感を感じるでしょう。
やはり外壁のバランスはとても重要ですね。
ファサードには威圧感を与えないようにレンガあたりを取り入れ街並みに対し
考慮する取り組みをしています。
コンセプトに加えミッドセンチュリー的なインテリアとコーディネートを踏まえ
モダンデザインにてプロジェクトは、すすみます。(sim)
3Dモデラーを使いゾーニングを行います。
これは、「COZY」の造形をPCにて検証している一場面です。
立体にすることで目線や質感、さらには動線なども疑似体感できます。
今回はそんなゾーニングを少しだけ紹介いたします。
ゾーニングとはまさにデザイン過程でのスケッチのことを意味します。
様々なカタチやクライアントの要望を踏まえながらいろんな角度で検証していくんです。
窓の大きさや色相、プロポーションなども同時進行です。
よって日々変化しながら少しずつ進めて行く作業なんです。
可能性やアイデアなどが幾度も重ねられクライアントらしさが出来て行くこととなります。
さて今回のゾーニングで当初の建築模型からの変更点はやはりルーフデザインといっていいでしょう。
太陽光発電を念頭に置きながらプロポーションやファサードを組み立てて行きます。
そのためユニットの一つの屋根に勾配をつけることで軽快さとリズム感を生むこととなりました。
もちろん内部空間もロフト的なスペースを生むこととなるでしょう。
リビングに至っては北側の庭に明りを落とすためと室内の採光や風通し・エアコンの位置関係など考慮し
このようなイメージとなりました。
まだまだ諸問題はありますが次第にクライアントにとって美しいカタチとなっていくでしょう。
この作業と同時進行しているのは現地の地盤調査です。
コスト的な資金計画を把握しながらも見えない費用に対して梅雨明け後の調査準備に入っています。
様々な要望を現実的にゾーニングしていく日々はクライアントにとっても楽しみであり
やりがいのある仕事だと想います。(sim)
追伸:
クライアントは復興のために被災地にいる。
全国から集結した方々と日々被災地での活動と全国からの使命を担いかんばっておられる。
ブログからは報道では分かり知れない現実が映し出されいろんな意味を考えさせられる。
クライアントブログ→ http://bigblue.blogzine.jp/bigblue/
遠方での暮らしはやはり家族の支えがあってこそ。
そんなご家族の理想の家づくりを担いながら日々の作業はつづく・・・・(sim)
プレゼンテーションを終えると次のステップは基本設計となる。
プランニングが大まかな定例会でのテーマだろう。
クライアントと幾度かディスカッションを重ねてく過程でほぼプランニングが固まりつつあるが
別軸ではセクションやエレベーションなど立体的なスタディーも進む。
カタチづけて行く過程はいろんな可能性も含みながらクライアントの想いも組み込んでいく。
この写真は次回定例会での打合せ資料となるスタディ模型だ。
ファサードの印象はまとまりつつあるが残り3面のエレベーションは検討中である。
ここは、プランニングが最終決定していないこともあるが微妙なスタイルに大きく影響を与えてします。
もちろん風通しや採光など心地よさのバランスにも左右される。
建築家は自分勝手に物事を進めがちなどという記事や話をたまに見聞きするが
自分の知っている限りそのような利己的な人はいない。
みなさん丁寧に教え説明されている。
デザインの過程や可能性こそクライアントにとって求められる手法の一部だからだ。
ちなみに上記の写真はその過程である。
時間はかかるものの一歩ずつ自分や家族らしいカタチに近づいていく様はクラインとにとって
大切な時間となるだろう。
建築ほどオートクチュール的要素を含む有機物はないと感じる。
ちなみにこの住まいは現在進行中の「smart」:都市型コートハウス2世帯住宅である(sim)
全体をブラックで覆った住まいからは想像できないくらいに内部空間は明るい空間構成となっている。
中央に吹抜けを有しリビングを挟み込むように庭が展開している。
そこには風通しやプライベートを確保するためのルーバーが取り付けられ住まい全体のデザインとなっている。
ガレージにはエントランスへとつづく動線とユーティリティへと繋がるサービス動線を分けるアルミの仕切り壁がある。
この裏にはドッグスペースや自転車置き場さらには外部物置や脱衣場へと繋がる物干しスペースがある。
このスペースは中央のメインコートと区画されリビングからは見えない。
買い物帰りや犬の散歩などサービスヤードとして使えるエリアとなる。
さらに水回りはまとめられバスルーム&脱衣場やパウダースペース&ファミリークローゼットを有する。
そこは奥さまお気に入りのキッチンへと繋がっている。
このエリアはリビングに向かうアイランドキッチンとなり住まいの中心となる場所といっていいだろう。
シックで洒落たデザインをイメージしながらも
アーバンライフ的な要素もあっていいと想う。
なぜならこの住まいは夜の雰囲気がバッチリできる空間要素を兼ね備えているからだ。
そんな空間にかっこいいキッチンは必要不可欠だろう!
北側にはエントランスから近く客間的な和室を有し地窓による風景を切り取っている。
庭にはほどほどに花々は植えられ心地よい風が通り抜ける。
リビングから近くプライバシーを保てる趣のある場所だ。
ダイニングスペースは吹き抜けとなり東側のハイサイドライトからは朝日を導きいれる。
フルオープンな上階と一体感あるスペースとなるだろう。
ご主人の書斎からはスリットを通し眺望できる工夫をとりいれ一番落ち着くスペースを確保したい。
さらには南北にバルコニーを有し眺望とプライバシーを保つルーバーをアレンジしている。
住宅街に建ちながらプライバシーと快適性を求めるスタイルとしてやはりコートハウス型都市型住宅を
勧めたい。さらには暮らしの将来性やメンテナンスフリー的な素材選び・毎日の暮らしに豊かさと
開放性を取り入れたい。そんなクライアントの想いをカタチにしながら
どこにもない理想の家となるだろう!
今日は、ありがとうございました(sim)
TRUNKが新しいステージに入る
SELECT SHOP & Cafe
ますます活気あふれるストリートとなることは間違いない(sim)
TRUNK HP→ http://www.b-billion.co.jp/carino-trunk/shop_info/index.html