Archive for the ‘デザインに想う’ Category

RENAUTL 5 TURBO 2

愛車セニックの12年目の車検!

福岡のディーラーにやって来た!!

熊本では満足いかない整備に加え我が車のカルテがここにある。

言い換えればこのディーラー以外にこの車を整備させたくない実状がある。

長年乗っている車には様々なメンテナンスや想い出が存在する。

初めて乗る時の感動や大切に付き合う気持ち!それに乗り心地など長年付き合うにはそれなりの理由がある。

うまく表現出来ないが・・・

車を乗る?というより「身につける」というロジックが存在するならばこのセニックはまさにそうかもしれない。

後部座席に乗る娘も台車から乗り換えるもすぐに「落ち着く〜!」とひとこと(笑)

そんな行きつけのディーラーにあったサンクターボ!

かっこいい!!

しかしその傍らにはボロボロになったサンクターボ!!

どうやら部品取りのためのクローン?とのこと!

先駆者であるルノーサンクターボ2を時代に逆らい乗り継ぐ事の素晴らしさとは裏腹に

加速しながら味気ないデザインに移行して行く日本社会を見た感じがする。

似たようなデザイン!誰かと似ているデザイン!

利潤追求する果てには味気ないカタチがあるのかもしれない。

我々デザインをカタチづけるモノの本当の敵は「時間」かも知れない(sim)

くまモン名刺

先日、同窓会があり旧友と酒を飲み交わす機会があった。

その時頂いたのがこの名刺(笑)

みんなに注目の的となり場が盛り上がったのは当然。

本人にも恥ずかしそうに出したがまんざら嫌いではなさそうだ!

ただ、難を言えば当人じゃなく「くまモン」として覚えられてしまうことだろう(笑:笑:sim)

今夜は久しぶりに笑いの絶えない一時となった!

友チョコ

娘が友チョコをもらってきた。

さすが!美術部(笑)。やさしい趣に感動!

思わず家族みんなで一笑である!!(sim)

・・・しかし?なぜ・波平・・・・??

デザインモチーフ

デザインモチーフというワードを皆さんご存知だろうか?

建築家にとって「カタチの成り立ち」の上位に位置する「こだわり」ロジックの一つである。

私自身アトリエに務めていた時代、妹尾先生より学んだ「こだわり」でもある。

妹尾建築事務所HP→ http://m-seno.com/

中でも「屋根」にこだわる!

というロジックワールドには深い想いと可能性が存在する。

「暮らし」=「屋根」と言っても良いだろう。

「力強く暖かい」家族や暮らしを守る鉄壁のモチーフとしても存在し

「佇まいと美しさ」といった「美意識」のカタチである。

そんな日本建築における美しさはクライアントのみならず

街区や地域に取ってより良い環境を生み出すモチーフと信じている。

「美しい屋根」には、本来の家づくりの本質が詰まっている。

それを克服しながらクライアントの求める暮らしがしっくりした時

我々やクライアントが求め探すカタチとなって現れるだろう。

そして今新しいカタチが産まれつつある(sim)

アヴァンタイム

最近愛車の具合が良くない(泣)

来月車検をむかえるセニック(1999年造)

熊本でルノーメンテナンスをしているSHOPへとやって来た。

セニック!

いがいと癖のある車である。

今回の車検を乗り越えしばらく付き合うか?

いっそのこと乗り換えるか・・・?

迷いつつ来てみると其処にはアヴァンタイムが・・・しかも双子で(驚)

かなりマニアックな品物(発売当時真剣に考えたフランスカーだ)

最近は新型には興味なく1980年代のデザインに乗りたくてしょうがない。

隣には5(サンク)バカラもある(驚×2)

ヒューマンサイズとプロダクトデザインの魅力。

時代が変わっても手に触れればわかるものです。

今に無い魅力に

敷地をうろうろする幸せ(一種不審者かも:笑)

しばらくすると中から男性が・・・!

じつはセニックを御世話してくれた松原さん(お久しぶりです)

懐かしい話に時間も忘れ吹雪そっちのけで時間が・・・・(笑)

乗り換えを考えている私に一言!

「是非セニックを乗り倒して下さい・・・・!ニコニコ」

まさか商売そっちのけでお客を悟すとは・・・!

ほんとに古きよきフランス車が好きなんだと思った一時だった。

もっと居たかったが本来の目的地に向かう雪まじりの午後でした(楽:sim)

ちくちくメール

日赤献血ルームへやってきた。

偶然通りかかった際に以前、携帯電話にとどいた「ちくちくメール」を思い出したのだ(笑)

このメールは登録さえすれば全国の血液不足の際に直接献血者へと届くシステム。

私自身よく此処へ訪れる。

人はモノを工夫や創造しながらカタチを創って行く。

街を創って行く。

しかし自ら生み出すモノは、限り少ない

悲しいかな「命」ぐらいしか思い当たらない。

ならば自分の一部を切り離すことで「生」への繋がりが産まれるかもしれない。

「建築」を学び続けつくづく思うことだ。

コンクリートや木材または鉄骨など自然から得たモノをつかい練金していく。

多くの人の助けを受けスガタが出来て行く。

あまり大儀なことではない!

そもそもメールをもらって今日まで忘れていたのだから失格だろう!(泣)

日々日々考えるロジックが錯綜し思考を整える時にもここに来る。

90分程度の時間は自分に取ってもの静かで自分に向き合う大切な場所である(笑:sim)

卒業

高校生最後の演奏を聴いた。

たくさんの友達やライバル・先生方と共に過ごした3年間は、

娘にとって有意義でもあり

成長期のステップになったことだろう。

春からは、場所を変え

新しい人々に囲まれながら一人で暮らしていく。

舞台芸術の道に入り自ら歩んでいこうとしているスガタを

今日は、少しだけ観ることが出来た(sim)

家づくり

「家づくり」・・・・

といっても様々な取り組みが現在、散在している。

クライアントになろうとしている方々にとっては、困惑する事象だろう。

根幹には、

クライントを牽引していく「人」はシンプルが最強だろう。

もちろん

設計やデザイン・施工や職人といった人や業種レベルでは全てにおいて立場的平等である。

なぜなら「チーム」であるべきだからだ!

しかしそれぞれ皆が、主張し始めるとクライアントは困惑するばかりである。

プロ集団によるトップ的立場が多数の家づくり

責任者がいないメーカー的取り組みの家づくり

組織的ヒエラルキーのゼネコン的家づくり

プロデューサー的第三者の介入による薄味の家づくり・・・など

とても回り道で

ジレンマの生じる家づくりになるだろう。

そもそも

クライント自体が以前(モダニズム以降もしくは経済破綻以降)にくらべ

過保護的な立場に落ちつつある。

けして先人やクライアントとなる方々の責任ではない。

創造を生業にしている我々の責任だろう。

工法やアイデア!

経済大国に勝負を挑まない事象かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シンプルこそ「美しい」

というのは、何もデザインから生み出されるカタチだけではない!

「取り組み」や「人間関係」においての「日常」にも直結する大切なワードになる。

しかるに

「クライント」「アーキテクト」「ビルダー」という相互関係を

再構築しなければならない時代であることは間違いない(つづく:sim)

建築

最近「建築」に携わる者として考え方が変わりつつある。

クライアントと共にする時間が増す程、変わる想いである。

いいかえれば元に「戻りつつある」と言った方がいいのかもしれない。

「ブルー」の時代を歩んで来た学生時代。

想い描いた理想の仕事をしたアトリエ時代。

(暮らしはキツかったがバイタリティあふれる仲間と過ごした時間)

混沌とした暗中の中、時間だけが過ぎた活動時代。

そんな我中流水をすぎた現在は

キラキラ輝いた瞳のクライアントに恵まれ

日々、建築夢中の日々である。

今日もそんなクライントと一緒に時間が過ごせる至福の時間があった。

「建築」は世界一幸せな仕事である。

衣食住のなかで唯一クライアントに近い所で仕事のできる幸せな仕事である。

どんなに時代や経済が変わろうと不変な生業であることは間違いない。

そのためにも本質の喜びをもっと若い人には分かって欲しい仕事である。

かっこ良く素敵なイメージを捨て去り

泥臭く地味でありながら「生み出す」幸せを学ぶべきだろう。

「建築」は世界一幸せな生業である(sim)

幸せ思考への想い

最近というか?

こちらに事務所をつくって依頼、良く見聞きすることがある。

なぜか「設計事務所」というカテゴリーが

「住宅メーカー」や「工務店・インテリアショップ」の比較にあげられている事だ。

「建築学」を学んできた自分にとって不可思議な事象である。

そもそも「比べられる」存在ではないのだ。

坪単価やアフターメンテナンス!都合のいいセールストーク!

そんなリップサービスは必要ない。

今の熊本における家づくりを考えると、

クライアントにおける資質は文化圏に比べると低い。

言い換えれば

「知らされていない」と言って良いだろう。

「設計事務所」と言った立場の人と付き合う事に慣れていない。

これは何が要因しているのだろう?

以前はEIIEでデザインしたお住まいをオープンなカタチで見学させていただいていた。

それ尽きるに様々な人々が訪れる。

「坪単価は?」「間取りは?」

退屈な質問攻めにうんざりである。

しかも問いかけられた事に真摯に解答させていただいたあげく

こちらの問いかけについては、「秘密です!」???

こんな礼儀知らずのクライアントには、こちらからNGだろう。

「家づくり」の根幹にはお互いの「信頼」という信念と「人柄」から受け継がれる繋がるがある思う。

熊本において本当に必要な「家づくり」を探求しなくてはならない現状は悲しい事だが

少しでも「クライントの輪」と「本当の家づくり」が広がれば、うれしいことである。

そもそも

「設計事務所」と「住宅メーカー・インテリアショップ・設計施工業者]は、

次元どころかクライアントにとっての「幸せ思考への想い」に対する事象は、

比べ物にならない「対局」にあることを知って欲しい(つづく:sim)