Archive for the ‘デザインに想う’ Category

無用のもの

エントランスドアとガルバニウムの壁。

相対する素材のコントラストがデザインモチーフとなった住まい。

いわゆるデザインする側のルールなのかもしれない。

住み手にとっては・・・・?

(家を買うという方には無用のルールだろう)

しかしわが社に訪れるクライアントはそうとも言えない。

求められるケースも多いしわかってくれる。

セーブしていると見抜かれるケースさえある。

ぼんやりではあるが個個としたイメージの指標がをお互い確認し合う。

ぶれないようにカタチをもとめていく行為そもそもがデザインなのだろうか?

カタチなのか?ハートなのか?

個々なのか?世間なのか?

ちかごろは情報という膨大な大海のなか様々な議論があっているようだ。

ただ言えることは、託した物が無用のものにならぬよう日々努力することだと思う(sim)

Deconstruction

コンプリートしたリフォームプロジェクト。

以前のPHOTOを改めてみると経過が読み取れる。

相談・計画・プレゼンテーション・入札・解体・作製の節目的過程がわかる。

期間にして12カ月程度。

新築に匹敵する程のタイムスケジュール。

フルリフォームとなれば当たり前なのかもしれない。

住まいを考え・暮らしを考え・家族を考え・進めてきたプロジェクトは、やはり説得力がある。

「築く」というのは、「あきらめてはいけない」

最初と最後は、輪になって繋がるものである(sim)

素直な気持ちでデザインしたい(抜粋)

この表現にある意味はなんだろうとたまに想う。

立場を変えればわがままとも受け止められる。

立場とは何か?

クライアントからしてみればいい迷惑な話。

しかし、「委託」という立場を客観的に見ればそうでもない。

客観的にとは何か?

全てにおいて二人称となるモノつくりから三人称になるまでの道程には様々な想いが含まれる。

さらには、

技量的なノウハウがとわれる内容には、クライアントの想いが大切。

だが、そんなにシンプルではないのだ。

まるで毛玉をほどくかのような作業。

複雑なカタチほど、想いは単純である。

素直に考える事から生まれるカタチは、説得力もあるし美しい。

素直こそ美しい。

それは自然体から生まれるカタチなのだ。(sim)

葉祥栄

週末は、2年ぶりの両親・家族との小旅行となった。

そんな合間に立ち寄った小国ステーション。

おそらく20年ぶりくらいだろう?

細部にわたり朽ちて行く様が見受けられるものの姿から来る力量はそのままである。

事実・・・隣に居合わせた観光客の方々もしきりに上を見上げ感心している。

「構造美」というものに引かれるんだろう。

個人的には、素材の劣化などほとんど気にならない。

表面は、朽ちているものの当時のデザインに対する取り組みは、読み取れ素晴らしく感じた。

あらためて「朽ちないデザイン」の大切さを想った瞬間である。(sim)

クライアントらしさを表現したい(抜粋)

家を語る上でクライアントは必要不可欠な存在。

なぜか?

クライアントとは何か?

建築と家は同等なのか?

公開テスト

久しぶりというか今年初めて家族のイベントに参加?

(っというか、実はクラスの係。受付のため来場したのだが・・・)

静まり返った会場は、公開テストという場面だ。

ホールを貸切、卒業生にとっては最後の演奏を披露するというもの。

ドレスを纏い美しい音色のもと、みんな素晴らしい成果を聞かせてくれた。

とても華やかでテストというには、もったいないくらいだ。

中央には諸先生方が採点をしている。(他高校の生徒もいる。近所の人もいる。)

心地よい緊張の中、生徒たちはとてもリラックスしていた。

娘も来年は、そんな場面があるとは、ピンとこない想いがしたが、

入学時のことを考えると上達している様は、時間の経過を改めて感じさせてくれた。(sim)

ルーバー

L型アルミアングルをつかったオリジナルルーバー。

プライバシー・採光・通風などを緩和する役目の他に南側ファサードを整えてくれます(sim)

家を通して地域に根ざしたい(抜粋)

個々の最小形態が家族であり社会に取ってかけがえの無い存在だからです。

社会性というのは、その現れ!

設計というより重い存在。

っというか、僕自身のその一部。

建築学を学ぶにつれて感じた結果がその答え。

手を広げれば届いてしまうほど縮小した世界。

全ての地域が繋がり合う事で次世代を担う子供に受け継がれれるすばらしい地域を残したいですね!(sim)

全ての想いや事象を受け入れたい(抜粋)

この想いは非常に確信に近い事象かもしれない。

いろんな取り組みの中の芯になる部分。

「託される」という職種独特のロジック。

それをクリアしないと必要とされない怖ささえ感じる。

「応える」という実績が試される毎日でもあり、嬉しさでもあります。(sim)

悩むこと・こだわることを大切にしたい(抜粋)

「脳解式」と言う言葉がある。

無から有をつくるという事は必ず衝突が生じるものです。

建築は諸問題を解決して行く事の積み重ねですね。

しかし、その中には、解決するがあまり大切な事を見落としがちになる事も事実。

順序良くクリアにしていく道程をゆっくり進んでいくことも大切だと思う。(sim)