Archive for the ‘デザインに想う’ Category

COURT HOUSEⅡ

この洗面カウンターじつは2.4mあるんです。(長いでしょう!)半分がお風呂上がりやお出かけ前のドレッサーとして使えるようになっているんです。

チェアをおいて座りながら出来るようにカウンターの高さを低めに設定しています。正面のかがみも収納をかねた三面鏡です。

ちなみに隅に見える収納はランドリーボックスエリア。(洗濯機はここにはありません。別室のユーティリティにあって浴槽とつながっています。)

天井からのトップライトとかがみへの映り込みを考慮したライティングなど。

ここのエリアは住まいの中心になってるんです。ベッドルームやユーティリティそれに中庭など・・・。(典型的なコートハウスです)

いわゆるプライベートなパウダースペースをかねたリラックススペースなんですよ。(こだわりました!)

ボディーメンテをしたり音楽を聴いたりと一般的な浴室・洗面所といったカテゴリーに入らないようにしたデザインを心がけ徹底的に検証したんです。

とくにバスルームは調光システムや音楽(シアタールームとリンクしてるんです!)を導入しながらも既製品のユニットバスをどういうふうにアレンジするのか大変でした!中庭に面する壁に横長窓(特注です!)を加工するのって意外と難しかったですよ!!

さらにレストスペースも大胆に全面窓(どこからも見えない工夫がしてあります!)腰掛けると音楽が流れるなどおもしろい所もあるんです。

それに住まい全体のデザインから一点、ここは真っ白な空間をモチーフにコーディネートしたんです。

「かたちはシンプル」and「暮らしは大胆」and「気持ちはリラックス」ってところでしょうか!(sim)

安藤忠雄

安藤忠雄さんってしってますか?建築界(このカテゴリーはいろんな意味で誤解しやすいワード:理解不可能かも!)でいう称賛に値する人なんです。(俗に言う建築家です)僕が学生のころよく臨時授業を受けたり、六甲なんかに作品を見にいったりしたものです。昨日何気に本棚から一冊の本を出すとサインがありました。(忘れてました。意外とミーハー!)たしかこの本は僕がアトリエ時代にもらったもの。忠雄さんの手記的なものです。ご縁があってボス(妹尾さん)とよく浜野商品研究所(当時)へ行くと孝雄さん忠雄さん孝二郎さんご兄弟の姿を目にしたものです。懐かしいですね!今の時代とは経済も違うし第一に「建築」(このワードも意味不明で理解しがたい)に触れられるだけで幸せになったものです。読み返すと年月を感じましたね(おじさんになってしまいました。)

「本は財産」っていいますがたまには読み返してみて新しい理解を深めましょう!!(sim)

KURO

こんな感じはどうでしょう!

ここはベッドルームの一角にあるドレッシングスペースです。奥様よりインテリアの相談があって勝手にコーディネートしています。(いいんです!好きですから。)ポイントはやっぱり主張しているウォールカラー!(お好きなパープル)

これに負けないようにするのってやめたほうがいいですよ!受け流したほうがいいでしょう!(左から右へ!)

1.アンティークガラスをつかったペンダント(これはアクセントかな。)

2.その雰囲気をもつかがみ(シルバーフレーム)を横向きに使いましょう!

3.お気に入りのレース(ゆずれません!)

4.ななちゃんと座れる横長のスツール(色はライトグレーあたりがいいかも!)明るくしたいですね!!

5.ベットヘッドには果実をあしらったファブリックパネル(明るくなります)

ま~こんな感じがいいかも!あとは化粧アイテムなんかで派手さもあとから付いてくるでしょう!

奥様いかがですか?参考にしてくださいね!!(sim) コメント待ってます!!

スツールHP→ http://www.standard-trade.co.jp/products/stool/orb-01.html

かがみHP→ http://www.chelsea-collection.com/item/detail/513/

ファブリックパネルHP→ http://www.fiq-online.com/main/item_view.html?sn=19#

COURT HOUSEⅡ

みなさんキャットウォークってどんなデザインしてますか。

いわゆる猫ちゃんが通る道ってことで猫の気持ちになってみましょう。←ペットと暮らしていないのに出来るのか??(不安いっぱい)

考えてみても猫ちゃんに聞くこともできずいろんな事例をみてもパッっとしないし・・・。結論がでました。(早っ!)

(答)ここを通るかどうかって考えないと思います!どんなところでも通るんです(基本)!←いがいとみんな思っていることでしょう。だけどプロってなにかと理由づけしたがるんです!(サガなんでしょう!悲)

「だから気にせず自由につくればいいじゃん!」ってことでしょう。ポイントはデザインする時ってなにを一番に思うかです!答えは「安全性」「危険回避」です。猫だって落ちます。(猿だって落ちます!)猫ちゃんの体の仕組みを観察することです。結果、道を踏み外した時に(特に進行方向で)後ろ爪がかかる部分を作っておくべきだと思います。それがこの写真!単純だけど踏み板の両側に折り返しを付けました。吹抜けを通ってご主人のいる場所に出るんです!(プライベートテラスもあります。眺めばっちり!!)すこしアレンジしましたが小物をおけるBOX収納(ジャンプするときに助走が出来る長さとしたんですandまだ子供だし・・・!)を活用して空間デザインにしたんです。クライアントからは完成してすぐにアンリ(猫ちゃん)が通った知らせを聞きました。(いまのところ落ちていないようです!よかった)

(sim)

SHIRO

みなさんサブエントランスって活用されていますか?近頃は要望の上位かも・・・。いつもエントランスをすっきりと不意のお客様での安心!なんでしょう!基本的にご主人より奥様主体ですよね。(ご主人といえば窓から見える樹の位置やらで若干打ち合わせにずれが・・・。)←わかりますけど。いろいろ検証するんですがやっぱりなかなか把握がむずかしいかも(大きく作ったら家が狭くなるし!いっぱい買い物しそうだし。。。)ほどほどってところで落ち着くものです。

ここで必要なのは環境整備かもしれません。

換気扇は必項アイテムでしょう。風通しや明かりといったゾーニングプラン。すがた鏡の位置←奥様が最終チェックポイントです。ここはスリット窓のよこに付けました。これだとばっちり色や雰囲気を自然の光で見れますね!(最後にニコッ!)

足もとまで映るように縦長にしたりすこし後ろに立つことのできるスペースを設けたり。そのわきにはコートなどを掛けるハンガーパイプやブーツが置けるスペースの確保。一般靴を収納する可動棚スペース。←よく図書館にあるようなかっこいいハシゴ(ステップ型)を付けたかったです!上の出し入れが楽かな!

結局いろんなアイテムをなるべく単純に配置したほうがいいと思う。(sim)

Innovation HOUSE

オリジナル表札です。(自作なんです 制作1カ月 コスト2千円) ←2作目

ここもイメージに合うものがなくてこうなっちゃいました。自然素材のウォールナットとステンレスヘアラインそれにクリアガラスを組み合わせています。大きさは20cm程度。ロゴはダイノックシート(外部用のシートなんです!)を 好みのフォントでカッティングしてあります。近頃アルファベットが多いですが漢字っていうのもいいですね~。(意外とバランス難しいんです)デザインは建築やお庭のイメージをモチーフに決めてあります。(わかりにくくてすみません。)←いいんです。クライアントがわかれば!!

いろんな意味で家創りに参加したいときは手作りできるアイテムを見つけてみるのもいいですね。不器用だったらデザインだけでも楽しいですよ。近頃は手洗い鉢やアクセサリーなんかがはやっています。他のクライアントはお父様が自作のペーパーホルダーをプレゼントされていました。いろんな人のアイデアが集まって家って出来るんですね!(sim)

Renovation

頑張っています!とても頑張っています!!きっと奥様がみたらご主人のわがままもきっと許してくれるでしょう。(僕も手伝うし!)

当社のクライアントについてよく聞かれます。「どんな人がいるんですか??」って。

「とってもこだわりがある人ですよ。それにみなさんとっても仲がいいんです。」←(羨ましい!)

そんな一場面がこれっ。家族のため自らのこだわりのため床に自然塗料を施します。

「微妙な塗りむらが味わいなんだ」←そんな微妙な仕上げ=人には任されません!!

どんなに見本を創ったってね。結局そんなことになってしまいました。(いいんです!好きですから。)わかったことは「自然塗料」=「手間が半端でないこと」そうなんです。乾く時間が結構かかるんです!丸一日はかかったかも!翌日と再翌日まで窓締めっきりでやりました。かっこいいものを創るって案外やっていることは「かっこわるいかも!」人知れずやるもんです!そして美しい仕上がりとなるんです。

結果=[clean]ではなく[beautiful]ということです。終わった後のビールはサイコーだったな〜(sim)

ちなみに使用塗料は http://www.ohtaoilmill.co.jp/products/perrilaoil.php

フランクロイドライト

「ハートが乗っていないとこんなデザインできないよね〜!!」

この1枚は神戸の山邑邸食堂!「かっこいい!」斬新なモチーフの中に様々な条件を満たしながら建築にベストマッチです。

 ↑マッチングというより自然と形となっていて結構スケッチするときからこんな原風景が見えたりしたかも??

大震災で補修が加えられていましたが多くの人に支えられて見事に姿を残しています。まさに「クラフトマンシップ」の精神です。大学で高橋てい一氏に言われたことを思い出しました。「生涯その精神を持続させなければならないよ!それが僕らの勤めなんだからね。デザインを愛しなさい。」会ったこともない故人の作品に触れたとき当時の気持ちを考えさせられる力がデザインというものなんだな〜って想います。

その他にもいろんな取り組みがあってまさにライトワールドでした。機会があればまた紹介しますね!(sim)

建具

「花梨」ってすごぐ美しく、年月を重ねていくほど魅力的になっていく樹とおもいます。これは二重格子の玄関。大小大きさの違う格子を重ねあわせなかにタペストリーガラスを落とし込みました。だから玄関の中も同じ格子になってるんですよ!(ちょっと重かったかな?吊り丁番で軽減させました)握り手は南部鉄。これが花梨としっくりいくんです!(嬉)足元には真鍮をつかい経年変化で建具とともに味わいが益してきます。西日の当たったホールには花梨からでる格子の明かりで何とも言えない空間ができあがります。

 ↑「家は味わいです!」←(またまた意味不明?)

食と住は一心同体。味わいをかみしめながら暮らせるって素敵だとおもいます。自然の中で生きた素材を無駄なくデザインする時って「この仕事!最高!!」って感じるんです。

実はこのドアには秘密があって脇の格子も風通しのため開くんですよ!(かくし丁番の出番)暮らしとともに大切に使ってくれるクライアントにはいつもと違う力をもらうことができます。(感謝) (sim)

Renovation

建具って「デザインの広場」だよね!←(意味不明?)

無限の可能性やアイデアがひろがっていて楽しくそしてワクワクします。

「そう!自由なんです。」←(納得!)

この1枚はガラスをスリット状に使いボーダーデザインを採用した例です。実験的ではあるけどガラスの断面(小口)を数枚重ねています。透明ガラスの断面がライティングすることで蒼く光るんですよ!(きれい)スリットの入れ方も大谷石の目地に合わせて、自然石の壁の一部にガラスの光が一線浮かび上がる様子はとても幻想的です。

こんなふうに普段に使っている素材をアレンジすること(環境軸と時間軸での変化を考察しながら)で新しいデザインが生まれると想います。

そんな素敵な一時がいっぱい得られるのが「デザインする」ということです。(sim)