緑に囲まれた暮らしをカタチづくりながらクライアントと同じイメージングに取り組むプロジェクト。
できる限りボリュームサイズを抑えながら家の印象を抑えていく。
ガレージとつながるアプローチや暮らしと庭の関係を読み解きながらのモデリング。
明日から建築模型を通して始まるスタイルはきっとシンプルな暮らしとつながるだろう。
そして週末のプレゼンテーションに望む!!(sim)
ずっと暮らせるいい家づくりを追求する、熊本市の注文住宅設計事務所 EIIE(イイイエ)のブログです。
Archive for the ‘プレゼンテーション’ Category
Robustのプレゼンテーションをさせていただいた!
クライアントから頂いたハウスネームのごとく「堅牢」かつ「屈強」な趣!!
プロダクトデザインとの融合ともいえる「ヒュージョンスタイル」が完成した。
奥さまも含めクライアントが想い描いたイメージや間取りを一つずつクリアしながらの今回のご提案は
とても有意義で楽しいものとなった。
その中でもファサードにおける印象はその表現をみごとに現しクライント自身も気に入って頂いた佇まいだ。
1.ガレージ+自転車置き場&ボート倉庫などを有しエントランスホールまで雨にぬれることないアプローチ
2.泥棒の侵入する気持ちをへし折る屈強なマテリアルと佇まい(笑)
3.メインコートとアプローチを隔てるデザインウォールの配列と透過性
4.メインコートは出来る限り広くスペースをとり一角にはキンコウジを植える
5.アプローチからゲストを招きいれるアプローチを確保し一角にBBQエリアを設置(屋根付)
6.アプローチ西側にはサービスヤードを設け家事スペースとの連携を図る
7.ガレージ横のボート倉庫から繋がるサービスコートは多様な使い勝手とボート洗浄エリアとなる
8.ガレージからスムーズにアクセスできるエントランスは住まいのファサードデザインの採用
9.都市型住環境における採光と通風計画
10.家事動線のシンプル性と機能性の重視
11.家事時間短縮のための工夫と間取り
12.ONとOFFといった暮らし環境の住み分けと上下階における環境整備
13.クリーンエリアと生活動線の配置計画
14.夜景のけるリビング環境と昼間における明るい空間づくり
15.家族クローゼット中心にひろがる就寝エリアと家族スペース
などなど・・・・・
クライントからいただいた難問?作文!ともいえるロジックは
「Robust」だけあっていままでにない最強の課題!!
しかしながら解き終れば「こころ穏やか」といったところだろうか?
季節のすがすがしさもあって今日のプレゼンテーションはとても有意義な時間となった。
さらなる課題が今後つづくとも幾度となくクライントとやり取りさせていただければ
きっとコンプリートとなるでしょう!
クライント!奥さま!きょうは、お時間頂きましてありがとうございます!
そしてお心遣いかさねてありがとうございます!!(sim yosi)
Robustのアプローチ風景が完成した。
当初からのスケッチもしくは3Dモデリングでは実感できなかった印象がはっき捉える事が出来る。
奥行き感や素材感さらには陰影に至るまでほぼ同質的次元での検証が実現となる。
今回のテーマの一つである「デザインウォール」
そのスリットから入りこむ日光や風はきっと心地よいだろう。
(もちろん防犯にも一役担うことができるだろう)
そんなファサードの後ろに控える本丸(笑)をお見せできないのは残念だが
堅牢&フュージョンといった佇まいはとても気に入っている。
そんな完成まじかな一時を味わいつつ・・・・BBQコーナーのつくり込みに取りかることにしよう(楽♪)!!
ここでは家族や仲間が集い楽しい一時を過ごす!
そしてクライントが真夏のヒーローになる場所でもあるのだ!(笑:sim)
実際の工事とあまり変わらない工程となる建築模型(笑)
城壁の力強さとアルミパネルの素材感をフュージョンさせるべく取り組むデザイン。
4方向における割り付けを検証したうえでバランスを整えることとなる。
一枚一枚切りだされるパネルを張りつつ養生ともいえる紙を剥がしていく。
そこにはキラキラ輝くアルミが現れ次第にカタチがスガタとなっていくのは
本当に楽しいものである。
プレゼンを抜きにしてもデザインの楽しさに触れる一時である!
実際には施工という立場にはないもののモノの成り立ちを実感する上で建築模型は
いろんな知識を得られることは間違いないだろう。
アトリエに入り数年間自分のデスクも持たずひたすら模型に明け暮れる
友人や仲間と過ごした日々が思い出される(sim)
Robustにおけるライフスタイルには昼と夜との印象がガラリと変わる。
日中の日差しのなかで子供と暮らす暖かい時間!
奥さまの笑顔と子供の笑い声が響くお庭には心地いい風が通り抜けるだろう!
だが夜ともなれば闇に包まれムードは一変することとなる。
そんな空間をライティングの力を借りてダークでスタイリッシュな時間へと導く。
3Dモデリングにライティングデータを重ねアプローチにおける佇まいを検証した。
デザインウォールにほのかな明かりを灯し奥へと導きだす姿は
裏返しとなるリビングからの印象もグッとアップしてくれるだろう(笑)
ちなみに外壁における堅牢なスタイルに力強い縁を廻しさらに屈強な印象を得るアイデアは
クライアントからのもの!
共に築きあげるのは本当にモチベーションがあがる!
週末のプレゼンテーションに向けて今からがラストスパートである!
そんなモデリングを重ね大好きな建築模型へと移行していくこととなる(sim)
Robustのモデリングスケッチの一コマ
プロジェクトテーマの一つである:fusionという取り組みの中でいくつものカタチが生まれ変貌していく。
素材と工法における「堅牢性と屈強性」
歴史財産である熊本城から感じる「力強さ」と洗練されたプロダクトデザインの無駄のない「美しさ」
などなど・・・・(笑)
2ブロックからなる建築構成の中で高低差を付けながら手前と奥のコントラストを検証していく。
素材・色彩・陰影・・・
そんなカタチとクライアント家族の暮らしをいくつもの紙にトレースしながらすすめるワーキングは
仕事抜きにしても楽しく毎日が発見でいっぱいである。
その中でもこの一枚のモデリングは一つの道筋となるに違いないだろう。(sim)
Evolution Houseのプレゼンテーションが行われた。
建築模型を撮影するに当たりビューポイントがいくつか存在する。
そのなかでもクライアントもすごく気に入ってくれたアングルがこれ!
すこし高台に位置する母屋からうけるどっしりとした佇まいは抜群にかっこいい。
加えて平屋つくり独特の軒先のシャープなライン
それにアプローチ&カーポートからなる水平ラインとがバランスよく陰影を醸し出している。
とくに壁と屋根にもうけたスリットからは狙い通りに美しい日差しが入ってくるのだ。
暗くなりがちのアプローチはこれで大丈夫だろう。
きっと夜景における佇まいも美しいことに違いない(笑)
1.思い存分平屋独特の暮らしを堪能できる間取りと広さの工夫
2.日々の暮らしを樂に過ごせるほどほどのレイアウトと間取り
3.深い軒を最大限活用することで得られる採光や通風のバランス
4.冬至もしくは夏至における日差しのコントロールと季節風の導入方法
5.ほどほどにプライバシーを確保しながら個室にこもらないための工夫
6.家事動線の単純化と利便性
7.クライアンやご家族みんなにおける居場所の確保
8.和室における和テーストとデザイン
9.大屋根の下に暮らすワンルーム的暮らしエリアの構築
10.建築強度における構造計算バランスと屈強性&メンテナンスフリー素材における外壁提案
など・・・・
クライアントの求める暮らしスタイルや住宅建築における方向性なども
お互い再確認することが出来たとても有意義なプレゼンテーションとなった。
クライアント!今日はありがとうございました(sim yosi)
相変わらず休みの日は建築模型にいそしむ今日この頃である(笑)
とくに細部に凝る傾向があって本当に楽しい限りである。
(失敗するたびに苦笑しながら築きあげる喜びといったところか・・・・)
階段などはすこしつくり方をアレンジするとことのほかシャープに仕上がるのである。
1mmのボードのしたに1mmの下地を入れ込むことで
単調な段々との隙間が生じ影を打つ結果となる。
このちょっとした影が建築模型全体においてパンチがきくスガタとなるのだ。
これは模型に至って言えることではなく現実の施工にも通じるモノがあるのだろう。
目地=デザインとはよく言ったものだ(笑)
シャープで美しいカタチにはそんな目立たない工夫がいっぱいであることは間違いない(sim)