Archive for the ‘進行中のプロジェクト’ Category

Whity

Whity!

建築模型3作目である。

プレゼンテーションを経て実施設計と共にいくつかのモデルが存在する。

その中でも一押しのプロポーションが完成しようとしている。

無駄をそぎ落としマイナーチェンジを繰り返すことで

求めているカタチが出来上がっていく。

建築模型はクライアントに提示する役割のほかにいろんな意味をなす。

様々な角度から検証しながら微妙なサイズを修正していくのだ。

とくにデザインのカケラともいうべきパーツを一つずつ組み立てる作業は

仕事を抜きにしても面白い。

様々な可能性を手の中で見ることが出来るのだ。

そんなクライアントの住まいを手の上でクルクル回しながら

デスクに座りライティングを当てたり素材を変えたりと時間が許す限り試行錯誤したいものである(笑)

このように時間をかけ少しずつ角が取れて行く様は

まさに上流から下流に進むにあたって石ころが丸くなるように

優しくなじんだカタチになっていくことだろう(sim)

COZY

隔週行われているCOZYの設計定例の一コマ。

今日は奥さまと収納や衛生器具のメンテナンス性について検証です。

事務所を飛び出しショールームへやってきました。

トーヨーキッチンの食器棚スペースを実際の計画に見立て

普段使いの食器やゲストへのサービス

ゴミ置き場の確保などを実施設計に盛り込んでいきます。

5人家族となればそれなりの収納スペースはとても気になるもの。

キッチンユニットに入る容量も頭に入れながらコーディネーターと一緒に打合せです。

結果:パントリースペースの一部を食器棚ストックにおきかえながら

普段使いのエリアの増設を盛り込むことに!

場所を変えINAXへと赴き

リフトアップされるトイレ器具の清掃性と必要性も検証です。

やはりカタログなどではわからないデイティールなども確認することが出来、有意義な時間となった。

個個のアイテムにはいくつかのグレードが存在し

様々な便利機能が追加されている。

しかし、自分たちにとって不必要な機能が点在すのも確かである。

携帯電話などにおける過剰な機能もその一例だろう。

やはり利便性やデザインも気ななるところだが

毎日使うアイテムにはストレスレスな配慮も押さえておくべきである。(sim)

Whity

Whity建築模型2作目である。

実施設計を進めながら幾度か模型をつくることはクライアントにとって必ず必要なアイテムとなる。

基本設計を経て練りこまれたプロポーションは

当時のスタイルを継承しているものの

「クライアントらしい暮らし」←これが一番大切!

が一段と向上している。

特に屋上テラスに設けたプライベート空間における過ごし方は

家事的サービスエリアになるのはもちろん

ご主人のスモーキングアリアなど前回のアイデアには無かったものだ。

このスペースを内包できる空間が取り入れられたことは

このプロジェクトに一層の魅力をプラスしただろう。

暮らしぶりの向上だけではなく

屋外ピロティにおける構造強度も向上しながら木造とは思えないスタイルを実現している。

さらには採光はもちろん通風に至るプログラムも幾度の検証をおこない今回のスタイルとなった。

建築コストも出そろいマイナーチェンジを繰り返すことで

さらなる暮らし向上とスタイルアップに繋がるだろう。

年明けの着工がクライアントのみならず待ち遠しい年末になるだろう。

クライアント!今日はお疲れさまでした。(sim)

Whity

毎週おこなわれるWhityの設計定例会!(撮影:奥さま!)

きょうはご主人のアトリエについてスケッチを交えながらのミーティングです。

下書きを持参されたご主人←たすかります!:笑

やっぱりアナログって説得力もあって想いも伝わりますね。

そんなスケッチをもとに機能や素材はもちろん

クライアントにあわせたヒューマンサイズのモデュールを使って

レイアウトや使い勝手などを割り出していきます。

設計というのはファッションで言うと「オートクチュール」

その人サイズに仕立てて行けば心地よい空間になるものです。(無駄もないでしょう)

先入観をもたず全て受け入れることからカタチは生まれて行くものです。

そんなWhityの実施設計も佳境に入ってきました。

来週の主役は奥さまです。

キッチンの話をいっぱいしましょうね(笑)

COZY

COZYの設計定例会が行われた。

今日は,奥さまからご家族やご自身の暮らしについていろいろお聞きすることが出来ました。

Q:帰宅したら先ず何をするのか?

Q:鍵をどこに置くのか?

Q:携帯電話はどこで充電するのか?

Q:朝ごはんの支度ってどんな感じなのか?

Q:掃除・洗濯の順序や仕方など・・・・!

現在設計中の仕様が・・・・

1、掃除機をかけるのに何度コンセントを抜き差しするのか?

2、掃除道具等のクリーン用品を集める場所は?

3、調理の際のふきんをかける場所は?

4、子供と過ごす時間に使う雑貨や小物の出し入れ場所はあるのか?

5、利き手のよる不便さはないのか?

6、部屋干しのスペースは確保しているのか?

7、暮らしの中で匂いや視線の導入や排除をどう扱っているのか?

8、家族の時間を過ごす場所はあるのか?

9、育って行く子供や老いて行く自分たちを受け止めてくれるか?

等等・・・・

家族一つ一つ違うものです。(これって暮らしのクセなんでしょう)

普段は何気なくやっていることでも聞かれるとなかなか言い表せないものです(笑)

そんなヒアリングを重ねつつ設計に彩りや工夫を施していきます。

やはり「家」という一つのカテゴリーで考えず

その人や家族に合った暮らし設計に努めなければいけないと想う。

そうすることで設計図では読み取れない部分やアイデアなども生まれ

無駄なく空間が利用できたりするものです。

そんなヒアリングをスケッチやお話の中から読み取っていきます。

とても有意義な時間となりました。

間取りを中心に疑似体験するのって楽しいものであり大切なことですね。

今日はありがとうございました!(笑sim)

年末、ご主人とお会いできるのが本当に楽しみです!

UNIT

2012・SPRING・完成

Whity

衛生機器をセレクトする場合いろんな条件や好みといったハードルがある。

もちろんクライアントの人柄や性格などからも推測される。

そこで必要なのは家づくりのコンセプトというべきテーマだろう。

どんな暮らしがしたいか?または、して欲しいか!

ライフスタイルというのは、つくるというより感じるもの。

その手助けとなるアイテムや環境←空間といってもいいだろう。

十家十色である(笑)

ちなみに今回のテーマは「Cutey&Modern」

活発でかわいらしい奥さまとクールでかっこいいご主人&元気な子供たち。

家全体の素材やアイテム・配色といった主張を極力ひかえることで中に暮らす人の

「vitality」

が生きる時間をつくっていこうと想う。

「優しさの中に包まれる空間」といったところだろうか。

そんな意味でコーディネート構築をしていけばセレクトしていくアイテムもおのずと決まってくるだろう。

Whity

実施設計がスターした初日(笑)

住宅設備をショールームへ視察に行くこととした。

もちろん軽くクライアントから要望を聞いてのこととなるのだが・・・・!

今回のプロジェクトはガス導入ということもあり機器メーカーの特徴やメリットを知るためだ。

(ちなみに私自身もガスの方が好きである:笑)

最近のガス器具はIHと比べ引けを取るどころか一層の進化を遂げているだろう。

特にガラストップのディティールなどはメーカーごとにこだわりがある。

今回着目したのが形状と先端部分。

リンナイ(左)・・・アルミ縁を回しガラス小口をガードしているものの凸凹があって煮こぼれ汁などが間に入りそう。

リンナイ(中)・・・アルミ縁が無くなったせいで煮こぼれ汁などが入る心配はない。スッキリ感が向上した反面、

フライパン等堅い物が当たれば割れる可能性はある。

ハーマン(右)・・・エッジには同面でアルミ縁が施され割れ防止策が施されている。

さらにガラス面に煮こぼれ防止の土手形状が立体化されている。

以外と調理する時などは力も入るしある程度、乱暴に扱うケースも予想される。

トップ形状は清掃性と強度などを一緒に考えた方がよさそうだ。

五徳廻りはそれぞれステンレス製(焼き入れによる変色は仕方ないだろう)となっているものの

ガラストップの柄や色などはそれぞれシリーズによって異なる。

ちなみにリンナイ(左)/ハーマン(右)・・・少し横シマ模様が表現されている。

操作部分はどうだろう?

リンナイ(左)・・・・グリルの手前にスライドを引き出すためのバーがあり操作性はいいと思う

ハーマン(右)・・・・操作ボタンなどの形状は同じだが直感的な視覚判断のためのランプが点灯する。

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それぞれのメーカーにおいて工夫されている点やデザイン的にスッキリしている点など様々な判断基準がある。

もちろんクライアントの暮らしあったアイテムが必要となるもののこだわり次第では

デザインより機能重視しなければならないケースもあるだろう。

Whity

Whityの基本設計が完了した。

毎週おこなわれる設計定例に精力的に通われたクライアント。

家づくり構想から実現に向けて駆け足での工程も一区切りついた感じだ!

特に間取りには時間をかけ練り上げたものとなった。

1.スキップフロアを最大限生かした床下収納ルーム!

2.子供ルーム近くの広々としたルーフデッキ!

3.ベッドルーム近くのプライベートパウダースペースやウッドテラス!

などなど・・・暮らしのリズムと家事動線の短縮化・快適性を最大限盛り込んだものとなった。

早速明日からは実施設計がスタートする。

次第にイメージに向けた作業も現実味があらわれはじめ整地された敷地が着工を待つばかりとなった。

(先日行われた地盤調査も良好な結果が出た)

クライアント!今日はお疲れさまでした。

COZY

COZYの設計定例会が行われた。

現在、被災地へ長期出張中のご主人(ご無沙汰しております!)

暮らしについてのヒアリングを再確認する上で奥さまに来ていただきました。

実施設計半ばというところだろうか?

詳細図も整い始め暮らしに直結した内容をお互い確認しながら・・・提案しながらの・・・時間。

今まではイメージが先行しているところもありいまいちつかめなかった内容が読み取れていきます。

今回提案したのが客間を兼ねた和室!

1.バイパス的動線をつくりアクセスを増やし接遇をアップ。

2.孤立性を若干弱め普段使いになる空間に変更。

奥様からは収納エリアの提案や要望などがあり図面を見ながらの打合せ!(楽しい時間です)

1.パウダールームの収納力

2.個人のプライバシーを確保するエリアの検討

3.子供エリア(2階)のデザイン統一とインフラ整備の必要性

などなど・・・・(笑)

きっとご主人も参加したかったはず!(お二人用に図面をお渡ししましたのでご一読ください)

↑小説を読むように住まいの暮らしがイメージできるはずです!

今日のヒアリングを受け微調整しながら実施設計は進んでいきます。

少しずつではあるがクライントのカタチが整い始めた定例会となった。

今日はお疲れさまでした!(sim)