Archive for 12月 25th, 2011

smart

今年最後の現場定例会を行った。

軸組工事が現場で進む中、素材やアイテムを確認しながらの定例会。

今日はご両親も参加できて、とてもよい時間となった。

現代風な素材をつかったモダン空間に味わい深いタイルをチョイスしていく。

いわゆる「焼き物」という素材は温かみとクラフトマンシップな印象をうける。

手づくり感からくるアイテムによる空間は、きっと心地よいカタチになるだろう!

そして家族みんなが集う場所になるのである。

クライアントの思考を見極めながら

提案していくモノは、まるでパズルを組み合わせいるかのようだ。

ある一点がハマったとき「カチッ」という音が聞こえる。

クラインとも同時に聞こえるはずだ。

(シックリいくということだろう:笑)

けして決めることをクライントに任せるのではく、

プロによる提案力と決定力こそが設計に求められる事象なのだ。

そんな質感を少しずつ重ねながらカタチになっていくことだろう(sim)

恋の罪

2011年 日本 園子温作

3人の女性による視点をいろんな男性を絡ませることによって

様々なシナリオをつくりだしている。

一見、女性が主軸であるかのような錯覚に陥りやすいものの

ストーリー(詩的)が進みあたり男性目線による構成と気づく。

それまでは渦中に引き込まれそうになるものの

そこが見えてしまうと意外につまらないものである。

「情」という日本人特有の解釈のもと

愛と憎しみの狭間で生きる3人の女性。

園子温独特の演出の甲斐あってそれぞれの女優も怪演を魅せる。

無償の愛と恋心における罪と罰。

さらには妄想からの離脱を問い続けた一作だろう(sim)