Archive for 12月, 2011

阿弥陀寺(サポート)

クライアントより本殿御柱の入れ替え工事がある旨の一報が入った。

こんなチャンスはめったにないとのことでわざわざ知らせてくれたのだ。

行ってみると本殿最前部を支える御柱が取り除かれサポート柱によって支えられていた。

長年にわたってこのタイミングをクライアントと練りながら思案していた経過もある。

そのプロジェクトが現実のものとなりとても嬉しい限りである。

黄檗建設による施工で進められるプロジェクト。

手仕事がおおく昔ながらの手法を取り入れながら作業が進む。

木材同士の支口や緊結方法などは見ていても楽しいものだ。

そのうち副住職も帰宅しクライアントのみなさんで作業を一時見守ることとなった。

家の中では若奥様の腕の中でねむる、はるかちゃんも将来は銀杏きれいな境内で遊ぶことだろう。

そんな秋空美しい快晴の元、

クライアントと共に阿弥陀寺の節目を共に見学できたよい一日となった。(sim)

Life

どんなに時代が移り変わっても技術や科学が進歩しても変わらないものがある。

朝を迎え・・・・目覚め・・・一日を暮らし・・・活動する。

夜が来れば・・・・活動をやめ・・・家に帰り・・・休息する・・・・・・といった暮らしのリズム。

言い換えれば「陽」と共に暮らすという基本生活である。

そんな当たり前の暮らしを営むために様々なシュミレーションの元、一つのカタチが完成した。

1.夫婦や子供の就寝場所に朝日をいっぱい取り入れるためのレイアウト

2.家族が目覚め朝食の前に身支度できるパウダーエリアの配置

3.朝食の準備をしながら昨日の洗濯ものなど同時に行える家事エリアの確保。

4.朝日をうけながら家族そろって朝食をとれるダイニングスペース

5.家族を学校や会社に送り出した後スムーズに家事が行える動線計画

6.雨天の日などでも活用できるサービスエリアの確保

7.外出先から帰宅した場合の動線配分

8.家族のだんらんやゲストの受け入れに対する配置計画とテラスレイアウト

9.バスルームにおける快適性と利用頻度による収納計画

・・・等と言った暮らしのリズムを平面計画に盛り込みながら立体的にも検証を行った。

1.日中を通し日光を取り入れるための屋根形状と軒先のバランス

2.西日をカットするための深い軒と季節風を取り入れるための開口配置によるラジエータ効果

3.市街地における近隣からの視線や道路面からのプライバシー確保とアプローチ計画

4.プロポーションバランスにおける素材の配列と「家」という佇まいの形成

以上のような想いとクライアントから届いた暮らしのレポート!

ヒアリングをさせていただいた後に奥様より家族みんなの暮らしぶりを盛り込んだ作文が届き

一層、イメージング出来たおかげでもある。

家族にとって・・・・「暮らしの豊かさ」とは・・・・

日々の暮らしの上で「何気ない些細な幸せ」の集まりが「家族の幸せ」となっていくものだと

感じられた今回のプレゼンテーションとなった。(sim)

銀杏

早朝の一コマ

やっと事務所の前の銀杏が色づきはじめました。

とてもきれいです。

デスクに座って朝日に映し出される自然をみると

とても癒されます.

これが建築(自分)の目指すところかもしれませんね(笑:sim)

ウレシイ時間

12月は我が家にとってウレシイ時間。

とくに娘の誕生月とあって待ち遠しいもの。

久しぶりに家族みんなそろいました(笑:sim)

smart

smartの工事定例会を行った。

今年棟上げを迎える我が家の打合せは生まれたばかりのまひろくんも参加(笑)

ママの腕の中で心地よく眠っています。

本来、住まいというにのは、家族にとって「安心できる場所」という一つの役割がある。

家族全体を包み込みここよく暮らせる場所・・・・!

そんな構図を連想される一枚です。

定例会にはビルダーも参加し工程や仕様など、少しずつ確認していく。

着工すればそんな3者による協議やディスカッションなどを重ねながら

イメージを現実のものにしていくこととなる。

今日はお疲れさまでした!(sim)

smart

smartの現場は遣り方も終わり週明けから基礎工事が始まる。

そうなれば活気あふれる毎日と現場定例会での打合せなど

年末にかけて忙しくなる。

棟上げを済ませ屋根仕舞い完了というような年内工程の中で進んでいくだろう。

全体をブラックによるハードな外装(ガルバニウム)と

ミッドセンチュリーイメージによる内装はクライアントが求め描いたイメージ。

シンプルに構成することで一層暮らしにスタイル性が出ると言ったところだろう。(sim)

Whity

毎週おこなわれるWhityの設計定例会!(撮影:奥さま!)

きょうはご主人のアトリエについてスケッチを交えながらのミーティングです。

下書きを持参されたご主人←たすかります!:笑

やっぱりアナログって説得力もあって想いも伝わりますね。

そんなスケッチをもとに機能や素材はもちろん

クライアントにあわせたヒューマンサイズのモデュールを使って

レイアウトや使い勝手などを割り出していきます。

設計というのはファッションで言うと「オートクチュール」

その人サイズに仕立てて行けば心地よい空間になるものです。(無駄もないでしょう)

先入観をもたず全て受け入れることからカタチは生まれて行くものです。

そんなWhityの実施設計も佳境に入ってきました。

来週の主役は奥さまです。

キッチンの話をいっぱいしましょうね(笑)